今回はチャンピオンズリーグ準決勝の組み合わせについて書いていきたいと思います。
組み合わせはコチラ
マンチェスターシティ(イングランド) vsレアルマドリード(スペイン)
ビジャレアル(スペイン) vs リヴァプール(イングランド)
プレミアリーグ勢は大本命のシティとリヴァプールが進出。シティはアトレティコには苦しまされたものの昨シーズンに続いてベスト4に進出。ただアトレティコ戦でデ・ブライネ、ウォーカーが負傷、共に好調を維持していただけに非常に痛い離脱となっています。(デ・ブライネは軽傷のようです。)
対するリヴァプールは危なげなくベスト4に進出。特に近年最高の選手層を誇っており、2ndレグをターンオーバーで望めたことでダメージも少ないと言えるでしょう。懸念されたアーノルドも無事復帰し、やや爆発力に陰りがあるサラーが気がかりなものの、大量の怪我人が出ない限りは盤石とも言えます。
そしてリーガではレアルマドリードとビジャレアルが進出。レアルマドリードはパリSG、チェルシー戦を劇的な形で勝利。共にベンゼマに助けられた印象は強いものの3連覇時のメンバーも数多く残っており、勝負強さと経験値は他3チームを上回っており優勝も十分可能のメンバーとなっています。
そしてダークホースのビジャレアルはエメリ監督の守備戦術とセンターラインのクオリティでユベントス、バイエルンを撃破。ただ2チームは明確な弱点があった為(ユベントスはビルドアップの形、バイエルンは守備)まだやり易かったものの、相手はリヴァプール。相当苦しい戦いになりそうです。
②圧倒的な組織vs圧倒的な個
まずマンチェスターシティ(イングランド) vsレアルマドリード(スペイン)ですが、圧倒的な組織vs圧倒的な個となりそうです。
恐らくシティがボールを保持しマドリーがカウンターを仕掛ける構造になりそうですが、カギになるのはシティの右(マドリーの左)サイド。ウォーカーが無理となれば通常起用されるのはカンセロ。彼ではヴィニシウスの突破は止められそうもないのでストーンズを起用するのが無難とも言えます。そしてシティの1トップの人選も気になる所で、特にデ・ブライネが欠場した場合、崩しではベルナルド・シウバ両足に懸かってくるでしょう。
そしてノリに乗っているベンゼマ、過去2カードGKからボールを奪ってゴールを挙げているだけあり、エデルソンは細心の注意を払う必要はありそうです。
ただ何より危険なのは終盤のモドリッチ。いかに彼を「ゲームから消す」かが勝負になってくるでしょう・
③どこまで「守れるか」
そしてもう一方のビジャレアル(スペイン) vs リヴァプール(イングランド)ですが、いかにビジャレアルがリヴァプールの攻撃陣を食い止め「守れるか」が勝負になってきそうです。布陣的にはバイエルン戦と同様4バック+4ボランチで守る戦いになりそうですが、中央の守備の強度が非常に高いのでバイエルン戦で躍動したパレホが消され、カウンターが上手く出来ない場合があります。
しかしリヴァプールも先日シティが徹底的に付いていた「アーノルドの裏」という弱みはあり、レギュラーであるダンジュマ、そして切り札になり得るチュクウェゼがどこまで効果的に付けるかが勝負になりそうです。
対するリヴァプールはアーノルドの裏を狙うマティプの働きがカギとなってきそうで、あとはいかに自分たちのサッカーを体現できるかが勝負となってくるでしょう。
どちらにしても非常に高いクオリティの試合が期待出来そうです。
では
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