※ネタばれ有
今回は呪術廻戦の登場人物である「真人」について書いていきます。
①冷酷非情で無邪気な呪霊
呪いの最上位階級「特級呪霊」の1体で、見た目は皮膚が継ぎ接ぎだらけの青年で身体を黒いローブで覆っています。
呪いが人間を駆逐して繁栄する新世界創造の為に、未確認の特級呪霊達のボスとして夏油と手を組み暗躍することになります。
生まれたばかりである為性格は無邪気で子供っぽく好奇心旺盛。表面上は人間にも優しく接しますが、本性は冷酷非情で人間を見下しており、反面同族である呪霊には、心から親しみを持って家族や親友の様に接します。
また「軸がブレようと一貫性がなかろうと偽りなく欲求の赴くままに行動することが呪いの本能」「理性を得ても人を殺したいという本能に逆らう理由にはならない」という思想を持ち、勝手気ままに動く傾向があり、仲間である漏瑚に窘められる場面が多々あります。
②虎杖の「宿敵」に
作中では自身の能力を測るために実験を繰り返している際に吉野順平と出会い、彼を手駒にすべく呪力の指南をしながら、言葉巧みに彼を追い込んでいきます。
そして七海と遭遇した際に戦闘。決着は付きませんでしたが自身の能力の理解を深め成長を果たしていきます。その後夏油と共謀して吉野の母親を死に至らしめ、吉野を欺き学校内で呪霊を用いての虐殺行為を引き起こさせます。
ただ吉野は虎杖の必死の説得で鎮圧され和解に。その際に突然現れ彼を無為転変の餌食にして異形化させけしかけます。まもなく吉野は無理な改造が祟り死亡、虎杖の怒りを一身に受け対峙するものの合流した七海とのタッグに死の淵に追い込まれます。
「順平って君が馬鹿にしている人間のその次位には馬鹿だから。だから、死ぬんだよ。」
すると真人は自身の「死」を文字通り知覚したことがきっかけで「領域展開」を習得。七海を追い込むも虎杖、そして宿儺に触れたことで領域展開を破られ致命傷を負い敗北。最後の呪力を振り絞り何とか退散するものの以後は療養に努めることになります。
「より洗練された殺すための形 殺すためのインスピレーションを体現しろ!!」
吉野のこともあり作中では虎杖の「宿敵」に。驚異的な成長速度もあり、今後の登場時も巨大な敵として立ちはだかりそうです。
「肉体と違って、魂は何度でも殺せる 次はどう殺してやろうかな」
③無為転変(むいてんぺん)
生得術式は相手の魂に触れて魂の形状を操作することで、対象の肉体を形状と質量を無視して思うがままに変形・改造出来る「無為転変(むいてんぺん)」を使用します。
真人が直接触れないと効果は無いものの防御手段が少なく、実質「触れられたら終わり」となっており非常に危険な術式となっています。しかも改造された人間は「二度と」元に戻れません。
しかも自身を変化させるのは「ノーリスク」で、肉体を武器に変えたり体の一部分を動物と同様のモノに変化させその特性に生かしたりと恐ろしいほどに応用性が高く、攻撃の手数も桁違いに多いです。
そして虎杖、七海との戦闘では「無為転変」が領域の効果で必中化、実質即死技である領域展開「自閉円頓裹 (じへいえんどんか)」を習得。宿儺の力が無ければ虎杖達の勝ちは無かった非常に危険な技となっています。
成長度が高く、2期ではそれまで以上の危険性を持って虎杖達に立ちはだかりそうな真人。その動向に注目です。
では
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