今回は先日決められたCL準々決勝の組み合わせについて書いていきたいと思います。
準々決勝カード
マンチェスターシティ(イングランド)vsドルトムント(ドイツ)
レアルマドリード(スペイン)vsリヴァプール(イングランド)
①どこまで彼を抑えられるかが
まずはシティvsドルトムントですが、現状のシティがドルトムントに負けるとは正直考えにくいです。
シティですが懸念であったデ・ブライネも復調してきており、昨シーズンのリヨン戦のような慎重「過ぎる」采配をしない限り、自分たちのサッカーを貫けば突破は固いかとと思います。
一方ドルトムントは守備に問題があり、最終ラインと中盤の意思疎通も拙い部分が目立ち、場合によっては大量失点もあり得ると思います。しかしセビージャを撃沈させたハーランドの爆発力は凄まじく、シティのCB陣がどこまで彼を抑えられるかが勝負になってくるでしょう。
②優位性は揺るがない
次はポルトvsチェルシーですが、やはりアトレティコに完勝したチェルシーの優位性は揺るがないと思います。
ポルトはユベントス戦と同様、守備を固めてからのカウンターに懸けることになりますが、いかにピッチ上でカオスを作り出していくかが勝負になってくるでしょう。ラウンド16の2ndレグで大活躍したセルジオ・オリベイラの攻守両面の動きに注目です。
一方チェルシーはラウンド16より攻撃陣が機能した状態で迎える&選手の起用法がある程度確立されているので、ユベントスのような機能不全を起こすことは考えにくく、同じ轍を踏むとは思えません。
しかし気がかりなのはやや不安定さが垣間見えている左サイドのビルドアップで、狙う打ちされると思わぬ弱さを見せるかも知れません。
③サイドでの攻防
次はベスト8最注目カードとも言えるバイエルンvsパリSGです。昨シーズンの決勝カードが再び実現しました。
バイエルンはラウンド16でラツィオを一蹴し充実ぶりが伺えます。まさに最強であった昨シーズンよりは、ビルドアップのミスやカウンター時の守備の脆さが目立ちやや大味な展開や試合が多くなっていますが、フリック監督の行っている攻撃サッカーは威力抜群でパリSG守備陣が耐えられるかが勝負所です。
一方パリはネイマールが復帰するのではないかと言われていますが、注目は両サイドバックです。バイエルンのウイング勢は世界屈指のスピードと突破力を誇っており、やや力不足感が否めないパリの両サイドバックがどこまで止められるかが分かれ道になってくるでしょう。仮に裏を取られまくることになると悲惨なことになり兼ねません。あとはバルセロナを打ち砕いたエンバぺのパフォーマンスに注目です。
④取り戻した強み
マドリーは流石とも言える内容でラウンド16を突破し、カルバハルの不在は気になるものの一時期の危機からは抜け出した感じがします。特に最近のベンゼマのパフォーマンスは素晴らしく、アザール不在の攻撃陣を見事に牽引しています。不安定なリヴァプール守備陣を打ち砕く大きな武器になるでしょう。
一方リヴァプールはライプツィヒを破ったもののやはり守備の不安は非常に大きいです。リーグ戦では中位に低迷しホームでも弱さを見せる等、かつての強さは影を潜めています。幸いジョタの復帰で攻撃陣は活性化しているので、どこまで攻撃陣が機能させられるかが勝負になってくるでしょう。またワイナルドゥムがアンカーからインサイドハーフに戻り、強度を取り戻した中盤にも注目です。
有利不利はあれども、見どころたっぷり組み合わせになっているチャンピオンズリーグ。準々決勝は大会中で最も内容が面白いともされているので非常に楽しみです。
では
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