今回はバイエルン所属のアルフォンソ・デイビス選手について書いていきたいと思います。

経歴
アルフォンソ・デイビス選手は2015年にカナダのバンクーバー・ホワイトキャップスのユースチームに加入すると、翌年に15歳3ヶ月という若さでホワイトキャップスFC 2と契約を結びウイングとしてプレー。15歳6ヶ月でゴールを記録しUSLチャンピオンシップの最年少記録を樹立します。そして同年7月にMLSのホワイトキャップスと契約を結び、初年度から印象的な活躍を果たすと、欧州の多くのビッグクラブから関心を集めることになります。
その後2019年に1400万€でドイツのバイエルン・ミュンヘンに移籍。すると加入1ヶ月も経たないうちにトップチームデビューを果たす等、その才能は飛びぬけていました。
そして翌シーズンは最終ラインの怪我人続出により、左サイドバックでプレーすることになりその攻撃力でサイドを制圧。その後同ポジションのレギュラーであったアラバがセンターバックでプレーを続けたことから左サイドバックのファーストチョイスとしてチームの3冠達成に大きく貢献します。
その後も左サイドバックのレギュラーとしてプレーし続けますが怪我での離脱も多く、2025-2026シーズンはついに主力に定着後最少となるリーグ戦13試合出場に留まる事に。それでも今シーズンは怪我も癒え、ここまでリーグ戦4試合全てに出場し、躍動感あるプレーを取り戻し、インパクトを残しています。
①爆発的なスピードによる推進力を活かした攻撃力
アルフォンソ・デイビス選手は「爆発的なスピードによる推進力」が特長のサイドバックです。
主にタッチライン際を主戦場にしており、最高速度時速37㎞を誇る脚力と優れたフィジカルを活かし激しいアップダウンを行うことで左サイドを制圧。標準以上のテクニックも持ち併せているので、主に攻撃面で違いを生み出す事が出来ます。
また左足のキック精度も非常に高く、サイドを駆け上がってのクロスやペナルティエリア外から放たれるミドルシュートは威力抜群。
近年ではウイングでも再起用されており、その攻撃性能は世界でも屈指と言えます。
②守備での判断力と怪我の多さ
反面守備に関しては1対1は決して弱くは無いものの、判断力には課題が。特にカバーリングにおいては選択肢を間違えることが多く、裏を取られやすいです。
それでも追いつけるスプリント力を持ち併せているので何とか現状は誤魔化してはいるものの、年齢を重ねてスピードが衰えると苦しくなることに。いかにベテランになるまでに守備のノウハウを身に付けられるかがトップレベルに長くとどまる為のカギとなってくるでしょう。
また毎年のように怪我を繰り返しており2024-2025シーズンには十字靭帯断裂の大怪我も。無駄なスプリントを減らす意味でも前述したプレーを身に付けたい所です。
③代表初の大会得点者に
カナダ代表としては2017年に代表史上最年少でA代表デビュー。2017 CONCACAFゴールドカップ初戦のガイアナ戦でゴールドカップ最年少得点者となりその後大会得点王&最優秀若手選手とベストイレブンに選出され、強烈なインパクトを残しています。
その後1986年以来の出場となった2022年W杯のクロアチア戦でゴールを決め、代表初の大会得点者に。しかし自国開催となった2026年W杯はキャプテンに任命されるものの負傷により僅かな試合出場に留まりました。
しかしチームはベスト16に進出し今後に期待が。ジョナサン・デイビット(アトレティコ)、ブキャニャン(ビジャレアル)、コネ(サッスオーロ)等有望な選手も多いので、今後が楽しみです。
左サイドの「支配者」としてサイドを駆け上がるアルフォンソ・デイビス選手。今後のプレーにも注目です。
では
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