きちのうすめ雑記

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プロ野球マイナビオールスターゲーム(2024)~ファンのもやもやを払しょくするような花火大会~【プロ野球】

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今回はプロ野球マイナビオールスターゲーム(2024)について書いていきます。

NPB

①影のMVP

まずはホームランダービーです。

出典:スポニチ sponichi annex

阪神からの出場は無いですが、中野選手が前回王者の岡本選手の打撃投手を務めることに。見事にその期待には応えましたが準決勝で延長戦の末、近藤選手に破れることとなりました。

そんな中決勝はその近藤選手と山川選手の戦いになるものの、影のMVPとなったのは彼らの打撃投手となった栗原選手。二人に対して連投状態で投げ続け、延長戦が決まった際には思わずうずくまる姿も。本当にお疲れさまでした。

その熱戦の末優勝したのは近藤選手。昨年から変えた「パワーフォルム」が見事実を結ぶことに。バットコントロールの巧さに加えパワーも備え、もはや止められない存在となっています。

 

②見所一杯の1戦

出典:スポニチ sponichi annex

第1戦の舞台はエスコンフィールド。阪神からは

中堅手 近本選手 3打数無安打

二塁手 中野選手 1打数無安打

 

才木投手  2回4安打1失点

岩崎投手  1回無安打無失点

が出場しました。

試合は2回に5連覇中で岡田監督に発破をかけられた(戸郷投手談)セリーグ打線が丸、牧、村上選手のホームランを含む打者一巡の猛攻で一挙9点を奪います。

才木投手は岡選手にホームランを打たれるも1失点に抑えると、4回エラーで失点のきっかけを作ってしまった牧選手が2打席連続弾を放ち取り返し、10点差となります。

そして8回には山川選手が文句なしの3ランを放ちパリーグが追撃するも最後は岩崎投手が流れをぶった切る3者凡退で試合終了。

MVPは2打席連続のホームランを放った牧選手。岡田監督の今後見れないであろうマルポーズ等見所一杯の1戦となりました。

 

③ファンのもやもやを払しょくするような花火大会

出典:スポニチ sponichi annex

第2戦の舞台は明治神宮野球場阪神からは

中堅手 近本選手 3打数無安打

二塁手 中野選手 3打数1安打

 

桐敷投手  1回3安打1失点

が出場しました。

試合はオールスター史上でも類を見ない乱打戦に。辰巳選手の先制ホームランを皮切りに坂倉選手が57年ぶり3人目となるグランドスラムを放つと、佐藤都志也選手が4打席目で早くもサイクルヒットにリーチをかける等打線がお互い活発に。

オースティン、村上選手の連発、そして岡選手の対阪神投手2連発も飛び出て、終わってみればパリーグがオールスター新記録となる28安打16得点、対するセリーグも16安打10得点を挙げ両チーム44安打26得点は共にオールスター記録

MVPにはサイクルヒットは達成出来なかったものの5安打2打点と大暴れした佐藤都志也選手が初出場ながら受賞しました。

記録的な投高打低の中、ファンのもやもやを払しょくするような花火大会を行ってくれたものの、阪神ファンとしては2試合通してヒットは中野選手の1本で、活躍したのは岩崎投手のみ。一番目立ったのは新井監督や三浦監督とニコニコしながら采配していた岡田監督と、少し寂しいものとなりました。

 

総評

2試合で共にド派手な打ち合いが展開され、これまで点が入らな過ぎて物足りなかったプロ野球ファンにとっては非常に楽しめるオールスターになりました。

個人的にもオースティン選手の怪我は本当に残念な所ですが、オールスターならではの対決、演出もあり非常に楽しめる試合となりました。(Youtubeでの各球団の舞台裏楽しみにしています。)

ただ気になるのはボール変更問題。岡田監督は半分冗談で仰っていましたが、ここまでボールが飛ぶとファンとしては気になる所。単なる投手が勝負に行かなかった結果であれば納得するも、後半から急に大味な試合が続くと疑いたくなるもの。

そうなれば戦略の大幅な練り直し(事前に球団に暗に伝えられている可能性もありますが)や何よりNPBに対して疑心暗鬼が生まれてしまう事が予想され、今後の試合展開が気になる所です。

 

兎に角こんな猛暑の中でも素晴らしい試合を見せてくれた選手達に感謝。改めて野球の楽しさを感じられたオールスターとなりました。

 

では

 

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