今回は大詰めを迎えたCLグループリーグ最終戦展望について、注目グループを中心に書いていきます。
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突破が決定したチーム
パリサンジェルマン(フランス)
アヤックス(オランダ)
レアルマドリード(スペイン)
インテル(イタリア)
バイエルン(ドイツ)
ユベントス(イタリア)
①文字通り「死の組」に
まずはグループBです。ミランが7年ぶりに参戦となったグループで、近年上位の常連になっているクラブが3つ組み込まれた激戦区となりましたが、最終節を迎えて文字通りの「死の組」となりました。
頭一つ抜け出したのはリヴァプール。ファン・ダイクやマティプ等昨シーズン故障でシーズンの大半を棒に振った選手達が戻り強度を取り戻したチームは他チームを寄せ付けない強さを発揮。グループリーグ4連勝を果たし早々に突破を決めました。
想定外だったのはアトレティコの不振です。自慢の守備が逆にウィークポイントとなりチームバランスを崩し未だ抜け出せずにいます。シメオネ監督が最終節までの短期間でどこまで整備していくか注目です。
そしてミラン。運にも見放され4節までは未勝利で突破は絶望的でしたが、直近のアトレティコ戦では見事に勝利。この勢いを持って最終節も戦っていきたい所です。
運命の最終節ではミランはリヴァプール、アトレティコはポルトとの対決になりますがミラン、アトレティコは勝利が必要になってくるので熱い戦いが期待出来ます。
②立ち塞がるドイツの巨人
そしてグループEです。このグループは所謂2強2弱と評されたグループでバイエルン、バルセロナの勝ち上がりは固いかと思われました。しかし主力が抜け戦い方が定まらなかったバルセロナがバイエルン、ベンフィカ戦で連敗。
その後何とか持ち直し、シャビ監督も就任。ただベンフィカ戦ではスコアレスドローに終わり、内容的にも後半押し込まれるなど満足のいく結果は挙げられず最終戦までもつれ込みました。最終節は早々に突破を決めたバイエルン戦。恐らくバイエルンは本気で叩き潰す気でいると思いますので、グループリーグ最多得点を誇る「ドイツの巨人」に対してどうバルセロナが立ち向かえるか注目です。
③直接対決
そしてグループFです。このグループはマンチェスターユナイテッドが苦しみながらも首位突破を果たし、2位が焦点になっています。そして最終節ではビジャレアルとアタランタという2位争い同士の戦いとなっています。
現状ビジャレアルが1ポイントリードしている状況ではありますが、引き分けを狙える程アタランタの攻撃陣は甘くなく、綿密な守備組織が必要になってきます。
また相手チームに合わせて戦術を組み立てるエメリ監督のファーストプランにも注目です。
他にも本命不在で全チーム突破の可能性を残しているグループGなどもあり、最終戦でも熱い戦いは繰り広げられると思います。
運命の最終戦は12/8、12/9 楽しみです。
では
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