きちのうすめ雑記

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2022カタールW杯の注目ポイント~日本代表~【サッカー】

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今回は過去の日本代表の戦い方を振り返った上で、勝ち抜けに必要な注目ポイントについて書いていきます。

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①初戦が最重要

まず最も重要なのは初戦です。これまで決勝トーナメントに進出した3度(2002、2010、2018)で日本代表は全て初戦を勝ちor引き分けで終えており、逆に敗北した大会は全て予選で敗退しています。(1998、2006、2014)

その為初戦のドイツ戦でいかに最低でも引き分けに持ち込めるが勝負であり、場合によっては引分狙いの守備重視のサッカーに徹さないといけなくなるでしょう。

そういう意味ではここ最近の試合終盤の3バック化による守備固めの判断は適切なものであると言え(機能するとは限りませんが)、戦い方としての意識としては正しいものであると思います。

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ただあくまでこの戦い方はリード時・同点時ありきの選択であり、5バックを始めから使う形を確立させる等もっと出来たことはあり、大きな不安要素であることは変わりありません。

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②逆転勝ちは望めない

そして現在の日本代表にも大いに関係している事ですが、日本代表は本選で逆転勝ちしたことがありません

2002年 ロシア戦(1-0)先行逃げ切り

2002年 チュニジア戦(2-0)先行逃げ切り

2010年 カメルーン戦(1-0)先行逃げ切り

2010年 デンマーク戦(3-1)先行逃げ切り

2018年 コロンビア(2-1)先行勝ち越し

と全て先制点を挙げており、勝ち越した際も相手が10人の時でした。また現在のチームも逆転勝ちが異様に少なく(アジア杯トルクメニスタン戦、ウズベキスタン戦の2戦のみ)、さらに森保監督の修正力も皆無に近い為、他チームよりも先制点の重要性が高くなっています。(スペイン、ドイツは言うまでも無く、コスタリカも2018-2022では3回、W杯本選でもウルグアイに逆転勝ち(2014)を収めています。)

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先制されたらほぼ勝ちは無くなる。現日本代表の戦い方ではいかに先制点を与えにくい戦い方が出来るか、注目ポイントです。

 

③史上最高ともいえる守備陣

しかしそんな中で追い風になっているのが、守備陣の質の高さです。

GKにはシュートストップに優れた権田、足元にも優れているシュミットが君臨。

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センターバックには攻守共に歴代センターバック最高とも言える能力を持つ冨安、経験豊富なの吉田に併せて、冨安に次ぐポテンシャルを持つ伊藤洋輝、そしてJリーグで確かな実績を積んでいる谷口がいます。更に怪我で出場は微妙ながらも確かな成長を見せていた板倉も控えており、素晴らしい選手層を誇っています。

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さらにサイドバックには粘り強い守備を見せ相手が強くなればなるほど輝く長友、無類の対人の強さを誇る酒井宏樹、内外使える判断力を備える山根、正確なクロスが特徴の中山等タレントは揃っており、彼らが形成する4バックは代表史上でも最高とも言えるユニットであると思います。

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またボランチも遠藤、守田、田中碧と攻守に貢献度が高い選手が揃っており、中盤でも非常に強度が高い守備を行うことが出来ます。

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そして3バック採用時には統率力と準備力に優れた長谷部の代表復帰も囁かれており、選考の選択肢は非常に多いと考えられます。

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このようにタレントに恵まれていることは非常に大きく、彼らの奮闘次第で番狂わせの可能性は十二分にあると言えます。

 

「初戦で負けないこと」「先制点を与えないこと」そしてこの二つを可能にする守備陣の奮闘。日本がグループを勝ち抜く上での最大の注目ポイントとなりそうです。

 

では

 

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