今回はボルシアMG移籍が決定した南野拓実選手について書いていきたいと思います。
今回は改訂版です。プレースタイルの成長や役割の違いを中心に書いていきます。
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①完全移籍でドイツの名門に
板倉選手は2019年にマンチェスターシティ(イングランド)に移籍することとなりましたがトップチームではプレー出来ず、フローニンヘン(オランダ)、シャルケ(ドイツ)にレンタルされる事となります。
するとシャルケでは2部に落ちたチームの中でグラモツィス監督の元では3バックの真ん中、ビュースケンス監督の元ではダブルボランチの一角としてプレー。チームは2部優勝、そして1年での1部昇格に貢献しました。
しかしシャルケは完全移籍を狙うも、経済的な理由で断念。更に保有先のマンチェスターシティも彼を戦力としては数えておらず今後もトップチームでのプレーは望めない所から、完全移籍先を模索することになります。
そこで有力候補となったのはボルシアMG(ドイツ)、近年はブンデスリーガを代表するクラブであるものの成績は安定せず、2021-2022シーズンも10位に沈んでいました。
ゾマー、ベンセバイニ、ノイハウス、テュラム等実力者はいながらも中々噛み合わない。1970年代には国内屈指のクラブであった古豪の復権の為に板倉選手は望まれ、移籍金500万€で加入することとなりました。
②アグレッシブなサッカーを突き詰める監督の下で
現在のボルシアMGはダニエル・ファルケ監督が指揮しています。2017年にノーリッジ(イングランド)で指揮を執るとクラブを2度の昇格に導くも2021年11月に退任します。彼のサッカーはアグレッシブで試合の主導権を握ろうとするスタイルで、魅力的な反面かなりのリスクを伴います。
その為タレントが揃っていないノーリッジではそのスタイルは通用せず、前掛かりになった裏を突かれ失点が激増。システムにはこだわりはないものの戦い方の柔軟性に欠け、引いて守る等そのチームのタレントにあったスタイルを構築出来なかったのが要因であったと考えられます。
その為新天地でも同じようなサッカーが展開されると考えられ、機動力があり守備的な役割を複数任せられる板倉選手の加入は非常に大きかったと思います。
③裏のスペースをカバー出来るかどうか
気になる新天地の起用ですがプレーシーズンでは4バックのセンターバック、そしてダブルボランチの1角で起用されまずまずの動きを見せる等チームへの適応は問題ないかと思います。
ライバルになりそうなのはボランチであればボール奪取に優れたコネ、センターバックではフリードリヒやヤンチュケ、バイヤーとの争いになりそうです。
また板倉選手はカバーリングにも長けている為、ディフェンスリーダーであるエルベディの代役としての働きも期待され、プレー機会は多いかと思われます。
兎に角ファルケ監督のスタイルではいかに対人だけではなく裏のスペースをカバー出来るかどうかが重要になってくる為、板倉選手がそこにフォーカスして対応できるかが勝負になってきそうです。
ドイツで確かなステップアップを果たした板倉選手。代表選手がひしめくチームでどのような活躍を見せられるか、注目です。
では
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