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2022年カタールW杯国別総括~オランダ代表~【サッカー】

今回は強豪国のカタールW杯国別総括を書いていきます。


7回目は「オランダ代表」です。

Getty Images

結果

3勝2分0敗 8得点4失点 ベスト8

 

主な布陣

 

①あくまでダークホースの立ち位置

今大会のオランダ代表はあくまでダークホースの立ち位置でした。ファン・ダイク、デ・ヨング、デパイ等ワールドクラスとも言えるタレントはいるものの全体的に小粒で、2000年代~2010年前半までの個性派集団ではありませんでした。

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しかし5バックをベースとした組織的な守備からの手数をかけないカウンターをファン・ハール監督が根付かせ、見事に2大会ぶりのW杯出場を決めると、ネーションズリーグでもグループリーグ1位突破を決め決勝ラウンドに駒を進める等、順調にチーム作りを進めます。

さらに直前のリーグ戦ではガクポ、ベルフワインが躍進。これまでは有力と目されていたグループリーグ突破もほぼ確実視される程チームに追い風が吹きました。

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②躍動する新気鋭選手

そんな中迎えた初戦のセネガル戦では相手のプレスに苦しめられるものの、デパイの投入で一気に流れを引き寄せしたたかに勝利。初戦をモノにしますが続くエクアドル戦では早々に先制点を挙げるものの攻めあぐね、後半早々に追いつかれ消化不良のまま勝ち点1に留まります。

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それでも3戦目のカタール戦ではガクポの3試合連続となるゴールを含め勝利を収めると、決勝トーナメント1回戦のアメリカ戦では美しいパスワークからのゴールもあり、3-1で快勝することになります。

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そして迎えた準々決勝のアルゼンチン戦は試合前ファン・ハール監督が挑発的な発言をしたことでピリピリムードになり、実際試合は審判が試合をコントロールしきれない荒れた試合となります。そんな中アルゼンチンに2点リードを奪われたオランダですが、ヴェフホルストを後半33分に投入しパワープレーを仕掛けると、そのヴェフホルストが見事に期待に応え後半38分に1点を返すと、後半ロスタイムにはフリーキックのトリックプレーから起死回生の同点ゴールを奪う等、驚異的な粘り強さを見せます。

その後PK戦で敗れベスト8に終わるものの、やや荒れて残念な試合となった準々決勝以外は組織的なチームを見ることが出来、さらにガクポやノぺルト、コープマイネルス等新気鋭選手の躍動もあり、未来に繋がる大会となりました。

 

③ベースは作れているだけに

今大会後前立腺がんを患っていると公表していたファン・ハール監督はW杯本選を無敗のまま退任。後任に託すこととなりました。

そして後任には当初の予定通りクーマン監督が再任。バルセロナでは失敗したものの2018年から一度指揮を取っており更に前監督がベースを作っているだけに、その強烈な我が悪影響を与えない限りはある程度安定した成績は残せそうです。

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また若手の抜擢には定評のある監督なので、ガクポ達に次ぐ新戦力の登用にも注目です。

 

今大会の戦いぶりでかつての権威は取り戻せたとも言えるオランダ代表。ただまだまだスタート地点である事は間違いないのでこのチーム力をいかに高めていけるか、かつて選手として代表にタイトルをもたらしたクーマン監督の手腕に注目です。

 

では

 

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