きちのうすめ雑記

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阪神タイガース(2023)シーズン3/4感想~監督の「準備力」と「判断」の高さ、そして選手の個の力が合わさって見事に持ち直す~【プロ野球】

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粘りの末訪れた大型連勝。一気に貯金を取り戻した後半戦でした。

 

ということで今回は阪神タイガース シーズン3/4感想を書いていきます。

阪神タイガース

①戦績(対戦成績)

巨人    12勝  4敗 1分  76得点  51失点 

ヤクルト  12勝  6敗 1分  58得点  45失点 

DeNA    11勝  6敗 0分  81得点  59失点

広島      10勝  7敗 1分  62得点   62失点

中日      11勝  7敗 0分  77得点   48失点

交流戦    7勝 10敗 1分  58得点  66失点 10位

 

63勝 40敗 4分 412得点 331失点 1位

 

交流戦から調子を崩し、更に核となっていた近本選手が肋骨の骨折で離脱。辛うじて首位には立っていたものの首位陥落は時間の問題かと思われました。

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しかしオールスター後は佐藤輝選手、ノイジー選手の復調と森下選手の3番起用も嵌り調子を取り戻すと、直近で10連勝を果たし絶好調だった広島相手に2勝1分と勝ち越し16年ぶりの10連勝を記録。

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その際DeNA、広島が停滞(むしろ彼らに連勝)したことから一気に後続を突き放す事に成功。ハマスタを克服した事により現状明確な「苦手意識」を持った相手が無く、全チームに勝ち越していることから「アレ」に向けては視界良好と言えます。

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②投手 ※主戦力です。

先発

青柳      12試合 4勝4敗 4.61 6QS

西純   11試合 5勝2敗 3.71 5QS

才木     15試合 6勝5敗 2.23 10QS 

村上     16試合 7勝5敗 1H 2.02 13QS

大竹     15試合 8勝1敗 1.96 10QS

伊藤将    16試合 7勝4敗 2.53 14QS

 

中継ぎ ※()は役割

岩貞         40試合 1勝0敗 20H 2.25 (セットアッパー)

加治屋     43試合 1勝2敗 15H  1S 2.20 (セットアッパー・接戦時)

桐敷         11試合 2勝0敗   4H 1.75 (接戦時・ビハインド時)

K・ケラー     27試合 1勝0敗   8H  1S 1.71 (接戦時・ビハインド時)

島本         25試合 3勝2敗   8H 1.74 (セットアッパー・接戦時)

馬場       15試合 2勝1敗  2H 2.25 (接戦時・ビハインド時)

及川       25試合 2勝1敗  6H 2.60 (接戦時・ビハインド時)

 

抑え

岩崎           46試合 3勝1敗 11H 25S 0.82

 

後半戦も湯浅投手がシーズン絶望、西投手が不振により登録抹消、そして大竹投手が体調不良で離脱という緊急事態が発生しながらも桐敷投手の抜擢、ビーズリー投手の先発転向等、岡田監督の周到な準備が功を奏しコマ不足に悩まない投手陣を作り上げています。

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ただここに来て息切れ気味で青柳投手が調子の波が激しい先発陣が不安材料ですが、桐敷投手がロングイニングを投げ、島本投手が火消しで大活躍な中継ぎ陣。そして今や絶対的な守護神として君臨している岩崎投手の貢献度は計り知れないものがあり、今後は彼らをいかに休ませてあげるかが勝負になってきそうです。

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そう考えればまだまだフレッシュでプライベートでも頑張る理由が出来たビーズリー投手、そして新加入のブルワー投手の両外国人投手がカギとなってきそうです。

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③打線 ※主戦力です。

1近本(中)   .288     6本   46点  21盗 .812 ※得点圏.397

2中野(ニ)   .303     2本   34点  14盗 .740

3森下(右)   .238     5本   30点    0盗 .674

4大山(一)   .279   13本   59点    2盗 .829

5佐藤輝(三)  .225   13本   56点    5盗 .728 

6ノイジー(左) .245     5本   35点    0盗 .623

7坂本(捕)   .209     0本   13点    0盗 .499 

8木浪(遊)   .285     0本   26点    0盗 .683

 

ほぼ最短で復帰しただけでなくその後完全にヒット量産体制に入った近本選手、そして安定した成績を残し続ける中野選手の1,2番コンビが再度機能

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さらに3番に入った森下選手が驚異的な勝負強さを見せる等打撃陣は復調し、取れていなかった四球も取れるようになり安定した得点力を発揮しています。

しかし梅野選手が死球により今季絶望、さらに佐藤輝選手は相変わらず不安定と不安材料は多いものの、他にも大山選手、木浪選手と安定した活躍が見込める選手もおり、捕手も併用していた坂本選手が健在。

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投手と違い層の薄さは気になるもののそれも岡田監督の采配で何とか持ちこたえており、1,2、8番が今後同時に不振に陥る事が無い限り、得点はある程度見込めそうです。

その中でカギは坂本選手と佐藤輝選手。前者は正捕手としてしっかり役割を果たせるか、そして後者は岡田監督の野球に対応しチームに足りない1発を量産出来るか、「アレ」に向けては彼らの活躍は不可欠であると思います。

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ここに来て桐敷投手や、森下、小野寺の台頭もあり、岡田監督の「準備力」と「判断」の高さ、そして選手の個の力が合わさって見事に持ち直した阪神。ただシーズンはまだ終わっていないので、最後まで1試合1試合を「普通」に戦い、7月18日に脳腫瘍の為無くなった横田さんや悔しすぎる戦線離脱を余儀なくされた梅野選手の為にも「アレ」を勝ち取って欲しいです。

 

では

 

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