阪神タイガース（2023）巨人戦～令和の巨人キラー～【プロ野球】

今回は阪神タイガースvs巨人戦の感想を書いていきたいと思います。

阪神 1-2 巨人　●加治屋　２敗１S

阪神 3-0 巨人　○伊藤将　３勝２敗　岩崎　２勝１敗１１S

阪神 2-2 巨人

41勝　29敗　3分　278得点　218失点　1位

①左右を考えての采配が裏目となる形で初戦を落とす

先発は西純投手。初回近本選手が令和6000号メモリアル弾を放ち、早々に先制点を挙げます。リードを貰った西純投手は力強いストレートが蘇り、2回の1アウト3塁のピンチも力で押し切り抑えます。

しかし打線は巨人先発戸郷投手を崩せずにいると、4回2アウト2塁のピンチから大城選手にタイムリーを浴び同点に追い付かれます。

ただそこからは両投手の意地の張り合いが目立ち、打線は4回、5回とチャンスを作りますが中々得点には至りません。試合はそのまま中継ぎ勝負となり9回まで勝負が付かず延長戦に。

すると10回に加治屋投手が2アウトを取るも岸田選手にサヨナラホームランを浴び終戦。前戦から入れ替えた5番6番7番がチャンスを悉く逃し、左右を考えての采配が裏目となる形で初戦を落とす事となりました。

②令和の巨人キラー

先発は伊藤将投手。打線は初回2アウト2塁のチャンスを作るも決められないでいると、その後は巨人先発菅野投手の前に沈黙し、投手戦となります。

しかし先手を取ったのは阪神で、大山選手がチーム初のヒットを左中間に放り込み先制すると、その裏伊藤将投手は2アウト1,3塁のピンチを背負うも見事に切り抜け得点を許しません。6回も1アウト2塁のピンチを凌ぐと7回無失点で降板。昨年から40イニングで僅か1失点という圧倒的な巨人キラーぶりを見せます。

すると8回まで僅か2安打に終わっていた打線は9回に2アウト3塁のチャンスを作ると、ノイジー選手のタイムリーツーベースで追加点、さらに梅野選手の当たりを岡本選手が後逸し3点目を挙げるとその裏は岩崎投手がしっかり抑えそのまま試合終了。

令和の巨人キラーの活躍で前日の悪夢を振り払うことが出来ました。

③中継ぎ陣の素晴らしい活躍で引き分けに持ち込む

先発は才木投手ですが、初回先頭のブリンソン選手に1発を打たれ先制点を与えます。それでも続く丸選手のヒットはノイジー選手の好返球、さらに秋広選手の打球も中野選手の好守で防ぐなど追加点を与えません。

追いつきたい打線は中々メンデス投手を崩せずにいましたが、4回にツーベースと2つの四球で1アウト満塁のチャンスを作るとミエセス選手の押し出しの死球、そして木浪選手のタイムリーで逆転します。

ただその裏秋広選手に1発を打たれすぐさま同点に追い付かれると、才木投手は5回で降板。阪神は継投に入ります。

打線は7回1アウト満塁の絶好のチャンスを作るも逃すとその後は沈黙。しかし中継ぎ陣が踏ん張り、島本投手が2イニングを投げ切ると石井投手、岩貞投手、K・ケラー投手、馬場投手、岩崎投手がそれぞれ仕事を全うし勝負は引分。1戦目の悪夢もちらつくも中継ぎ陣の素晴らしい活躍で引き分けに持ち込みました。

総評

前回中日には勝ち越したものの1戦目にダメージが残る敗戦を喫しこのままズルズルいってしまうのかと思いましたが、その後は1勝1分とビジターと調子を考えれば十分な結果であると思います。

そんな中で気になるのはやはりノイジー選手。2戦目に貴重な追加点を打ったかと思えば次の試合は安打の匂いすらしない状況。中々調子が上向かず、現状では前川選手を固定して正直ミエセス選手との併用もしくはバックアップが無難であるかと思ってしまいます。

そして佐藤輝選手の2軍降格でチャンスが巡ってきた渡邊選手や糸原選手はいずれも活躍は散発的に。恐らくオールスター明けからは更に起用法が固まってくると予想出来るだけに、自分の為だと思い何とか結果を残していきたい所です。

一方投手は加治屋投手は登板過多気味で打たれてしまいましたが、代わりに馬場投手、石井投手が彼の負担を減らすような活躍を披露し頼もしい限りです。

先発も才木投手が疲労で一時的に登録抹消になりそうですが、2軍では青柳投手が好投しており1軍ゴーサインも。阪神の「アレ」には不可欠な存在であるので、1軍で再び躍動してくれるのを願っています。

あとは近本選手選手の怪我、、、軽傷であることを願います。

では

きちのうすめ雑記