今回は2022年阪神タイガーズの近本光司選手について書いていきたいと思います。
今シーズンの成績
132試合 .293 3本 34点 30盗 出塁率.352 OPS.704 四死球41 三振63
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①恒例のレジギガス化
昨シーズンの近本選手も恒例とも言えるレジギガス化(=スロースターター)ぶりが目立ち3月、4月は不振に苦しみました。
しかし粘り強く四球を選ぶ、進塁打を放つなどこれまでの不振とは内容が違っており不振ながらの工夫が見えると、昨シーズンでも務めた3番に定着。本塁打こそ中々出ないものの攻撃のつなぎ役として十分機能しました。
また怪我の影響からか昨シーズン控えていた盗塁も積極的になり5月22には球団史上14人目となる通算100盗塁を記録。島田選手の台頭で負担が減った守備でも安定した活躍を披露し、不調のチームの中でも奮闘していました。
②30試合連続安打と痛すぎる離脱
その後6月の交流戦にはすっかり復調し固め打ちを開始、止められない存在になっていきます。月間打率は.366を記録し、7月6日には4年連続でのシーズン100安打、2011年にマートン選手が記録した球団記録の30試合連続安打を達成する等チームの中心として大活躍します。
しかし3番打者としても定着していた8月10日に「特例2022」にて登録抹消に。チームに勢いが出ていただけに痛すぎる離脱となり、復帰後も中々調子が出ないものの9月には気を吐く活躍を見せシーズンが終了。
それでも2年ぶり3度目の盗塁王、そして2年連続のベストナインとゴールデングラブ賞を受賞し、すっかりセリーグを代表する外野手となりました。kichitan.hatenablog.com
③リードオフマンとして
オフには日本代表に召集されるも、最激戦区だった外野手には食い込むことが出来ず落選。それでも岡田監督も名言していたように新シーズンはリードオフマンとしての活躍が期待されます。
ただ懸念なのは矢野監督は我慢出来たそのスロースターターぶり。もはやこの調子の波は崩すことが出来ないと思われる(ただ上述したように改善は出来ています。)ので、岡田監督がどこまで我慢できるかが注目です。
新シーズンも攻守走共に大車輪の活躍が期待される近本選手。目標としている200安打を達成すれば「アレ」も十分見えるのでそのプレーに注目です。
では
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