きちのうすめ雑記

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阪神タイガース(2022)シーズン1/4感想~悪夢のスタート~【プロ野球】

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苦しい苦しい前半戦でした。

 

ということで今回は阪神タイガース シーズン1/4感想を書いていきます。

阪神タイガース

①戦績(対戦成績)

巨人    5勝  4敗 0分  42得点  31失点 

ヤクルト  3勝  6敗 0分  28得点  32失点 

DeNA    1勝  4敗 0分  14得点   19失点

広島      0勝  5敗 1分  27得点   48失点

中日      3勝  5敗 0分  13得点   16失点

12勝 24敗 1分 108得点 125失点 6位

 

開幕にまさかの7点差を逆転負けして以降、チームは数々のワースト記録を作り上げててしまいました。

・前述した開幕7点差逆転負け→82年以来2度目

・ホーム開幕3連敗→球団史上初

・開幕9連敗→セリーグ史上初

・13試合で借金10→セリーグ最速

・4月14日時点の勝率.063→プロ野球史上最低勝率

・16試合で首位と10ゲーム差→球団史上最速

・開幕6カード勝ち越しなし→球団史上ワースト

・代打満塁本塁打を打って敗北→球団史上初

と様々なワースト記録を更新。監督がシーズン前に退任を発表する前代未聞の出来事があった後なので、フロント、監督、そして選手に対する批判が爆発しました。

その後何とか持ち直し6連勝を果たすも負け越しも目立ち、序盤戦は借金12の単独最下位。正に悪夢のスタートとなりました。特に連敗中は投手が好投すると打線が沈黙、打線が点を挙げると投手が打ち込まれる絶望的なかみ合わせの悪さを見せ、選手の復調を待つしかない状態に。

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そんな中唯一救いだったのが巨人戦での強さ。9年ぶりとなった東京ドーム3連勝も果たし唯一の勝ち越しを果たしています。反面広島戦はまだ未勝利で火曜日からの甲子園3連戦で何とか勝ち星を上げたい所です。

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②投手 ※主戦力です。

先発

西         6試合 2勝2敗 1.98 5QS

青柳        4試合 3勝1敗 0.76 4QS

秋山           4試合 1勝3敗 6.16 0QS 

ウィルカーソン   4試合 1勝2敗 2.42 2QS

ガンケル      5試合 1勝3敗 3.81 1QS

西純        2試合 1勝0敗 2.77 2QS

 

中継ぎ ※()は役割

岩貞                9試合 0勝0敗 1H 1.23 (ビハインド時)

浜地              15試合 0勝1敗 3H 1.93 (ビハインド・接戦時)

アルカンタラ  12試合 1勝0敗 7H 2.77  (セットアッパー・接戦時)

齋藤              10試合 0勝1敗 2H 6.57 (ビハインド時)

湯浅              15試合 0勝1敗 9H 1.26 (セットアッパー・接戦時)

渡邊              11試合 1勝0敗 2H 0.00 (セットアッパー・接戦時)

加治屋            6試合 0勝1敗 1H 1.69 (ビハインド時)

 

抑え

岩崎                   12試合 1勝0敗 4H 5S 0.79

 

スアレス投手の移籍、そして及川投手が怪我で出遅れシーズン前から懸念していた勝利の方程式問題が開幕から噴出。ケラー投手は調整不足も目立ち2試合連続で打ち込まれ2軍へ降格すると、小川、桐敷投手を中継ぎ調整させるも藤浪、伊藤将投手がコロナで離脱と全く運用が噛み合いませんでした。

しかしそこで台頭したのは浜地、湯浅投手。前者は制球の安定でストライクゾーンで勝負出来るようになりここまで何と無四球。また飛翔癖はあるものの素晴らしい投球を見せてくれました。そして後者はオープン戦からの好調を維持し圧倒的な投球を披露し今やセットアッパーとして君臨。まだフルシーズン戦った経験が無い為、調子は崩れてくる時期はあるとは思いますが、プロ4年目の右腕は良い驚きを提供してくれました。

また昨年ソフトバンクを戦力外になり育成契約を結んだ渡邊投手は支配下契約を勝ち取り今やチームに欠かせない存在に。先日の巨人戦ではプロ勝利を挙げました。

そして先発陣は秋山、ガンケル投手が不安定ながらも西、青柳投手が踏ん張りが目立ちます。特に後者は3試合連続完投と文句なしの出来で今やチームの勝ち頭に。悉く連敗ストッパーに練ってくれる等素晴らしい投球を見せています。

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チーム防御率はリーグ3位の3.21、一時期のころから比べれば驚くべき立て直しを見せたと言えます。

 

③打線 ※主戦力です

1近本(中)  .250   0本   4点  5盗 .620  

2中野(遊)  .277   1本   7点  8盗 .629

3佐藤輝(右) .280   7本 18点  5盗 .862

4大山(三)  .232   5本 16点  0盗 .689 

5糸井(左)     .305   3本 17点  0盗 .782 ※得点圏.455

6山本(ニ)     .237   1本   6点  1盗 .671

7糸原(三)  .193   0本   8点  0盗 .480 

8梅野(捕)  .181   1本   3点  0盗 .482

 

充実してきた投手陣に比べ打線には問題が大ありです。佐藤輝選手はコンスタントに結果は残しているものの後が付いていかず、マルテ選手は早々に離脱、大山選手は極度の不振と得点圏での淡白な打席が目立ち中軸が崩れると、プロ初のスタートダッシュを決めた近本選手や糸原、梅野選手も低調な出来に終わるなど不振時には壊滅的な状態になっていました。

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そんな中奮闘していたのは大ベテラン糸井選手。今シーズンは代打にも対応し驚異的な勝負強さを見せ6連勝時にはチームを牽引していきます。しかし最近はコンディション不良で試合にしておらず気になる所です。

どちらにしても足を使うにしても出塁率を上げなければどうしようも無く、四球を選ぶ技術や塁を進める判断力など野球脳をどう鍛えていくかが課題となってきそうです。

 

立て直した投手陣、立ち直らない打線。悪夢のスタートを払拭するためには打線がカギになることは間違いなさそうです。

 

では

 

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