今回は2022年阪神タイガーズの大山悠輔選手について書いていきたいと思います。
今シーズンの成績
124試合 .267 23本 87点 0盗 出塁率.358 OPS.827 四死球59 三振103
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①打線の中心として止められない存在に
近年軸とされつつも好不調の内容の差が激しいことで中々評価が得られなかった大山選手ですが、開幕当初はその波に苦しめられ、5月には打撃が深刻化。チームが復調傾向の中苦しんでいた印象があります。
しかし交流戦に入ってくると一気に復調し、日本ハム戦では1試合3本塁打の大爆発もあり7本塁打21打点で交流戦2冠を達成。準MVPである日本生命賞を受賞しました。
特に勝利に直接繋がるの印象的な一本が増え、打線の中心として止められない存在に。中軸として申し分ない働きを見せました。
②打者としての怖さも
しかし流れに乗っている時の大山選手がこれ程の記録を残せるのは周知の事実で、課題ともなっているのは不調に陥った時の淡白な内容の改善でした。
実際コロナからの復帰後は中々調子が上がらず長打が減る状態に。それでも安易なポップフライや簡単すぎる三振は目に見えて減り、きっちり四球をもぎ取る等確かな成長を見せ昨シーズンから四球は20個以上の増加(リーグ4位)、そして打率はそれほど変わらないまでも出塁率は4分以上伸ばす等、打者としての怖さも出て来ました。
そしてオフに3000万増の1億3000万円で契約更新した際に「安すぎる」「貢献に見合わないものである」という不満や不安の声が出て来たことからも、彼のチームに対する貢献度が分かります。
③託された4番
そして迎える新シーズンはやはり中軸として本塁打、打点のタイトル争いに食い込むことが期待されます。
また岡田監督は彼を4番に託すことを決定。これまでのように実績がないまま「与えられた4番」では無く、しっかりと実績を積んだ上での4番としての働きを期待されています。守備でもこれまで「便利屋」としてポジションを変えられてきましたが岡田監督は一塁手固定を名言。これからはじっくりと腰を添えてプレーに臨めそうです。
良い意味でも悪い意味でも真面目で繊細な所がある大山選手。だからこそファンとしてはその活躍は嬉しいもので、新シーズンは躍動し誰もが認める大打者になり、「アレ」に貢献出来るようなプレーを期待しています。
では
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