今回はクリスティアーノ・ロナウド、メッシという2大巨頭が去った欧州サッカーについて書いていきたいと思います。
①彼らに代わる選手
②主流になるであろうマネジメントや戦術
③主要リーグの立ち位置
に焦点を置いて書いていきます。
①二人のストライカーを中心に
二人で世界最高の選手の称号であるバロンドールを12回受賞(メッシ7回、ロナウド5回)し、サッカーの歴史そのものに名を刻む選手に並べる選手はごく少数であり、今後この記録を破る事は極めて難しいと言えます。
しかしエンバぺ(パリ・サンジェルマン)、ハーランド(マンチェスターシティ)には彼らに匹敵するポテンシャルを秘めており、今後の欧州サッカーは二人のストライカーを中心に動いていくと思います。
ただエンバぺは契約問題でクラブと揉めている最中で、サウジアラビア移籍も囁かれている状況。そしてハーランドも怪我のリスク(ドルトムント時代ではシーズンフルで戦ったことが無い&シティでもW杯休養期間が大きかったと言われています。)があり、レアルマドリード、バルセロナで長らく活躍し、目立った怪我も少なかったロナウド、メッシに対して継続性で疑問符が付き、今後はいかにこのような活躍を継続して続けられるかがカギとなってきそうです。
②チーム>個
そしてチーム編成面でも大きな変化が起こっています。
現代サッカーは全員守備、全員攻撃が主流となっており、かつての「MSN」や「BBC」のような攻撃面で特別な才能を持っているものの守備での献身性では期待出来ない選手を組み合わせて勝つことは極めて難しいとされています。
同じトリオでも成功したのは攻守において貢献度が高いリヴァプールの「フロントスリー」であり、レアルマドリードでも両ウイングの献身性は非常に高く、今や守備免除はもってのほかで、前残りを行い最低限の守備で許されるのはチームに一人が限界であると言えます。
実際結果を残しているのは上記のチームに併せてマンチェスターシティやバイエルン。元々サッカーにおいてチームプレーは必須であるものの、より組織的なプレーが求められる傾向が強まっています。
結果「個」の象徴であったロナウド、メッシ獲得は大きなリスクとなり、十分能力を持ちながらも最終的に居場所を失い欧州から去る事となりました。
③より厳しくなる2大国
またクリスティアーノ・ロナウドのアルナスル移籍をきっかけにサウジアラビアリーグが移籍市場に参入したことで、これまであった欧州優位は揺らぎつつあります。
特に近年はプレミアリーグには資金面では劣っていたものの、リーグレベルが高く有力選手の移籍先として魅力的だったセリエAとラ・リーガは非常に厳しい状態に立たされる予想され、フィルミーノ、クリバリ、ファビーニョ、カンテ、ケシエ、ブロゾビッチ等、十分両リーグで活躍出来る選手達が中東に旅立っています。
さらにサウジアラビアがこれからも力を入れる事になると、ベテラン選手だけではなくこれからピークを迎える選手も引き抜かれる事になり、まだ金銭的に対抗できるプレミアリーグ、育成や有望株獲得に重きを置いているフランス、ドイツと比べてより厳しい立場になってくることは間違いないでしょう。
2大巨頭を失った欧州サッカー。これから中東に押され衰退の一歩を辿るのか、また違う発展を迎えていくのか、今後の動向に注目です。
では
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