きちのうすめ雑記

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阪神タイガース(2023)シーズン1/4感想~凡事徹底の野球を見事に体現~【プロ野球】

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様々な誤算がありながらも新監督の野球を見事体現出来ていた序盤でした。

 

ということで今回は阪神タイガース シーズン1/4感想を書いていきます。

阪神タイガース

①戦績(対戦成績)

巨人    3勝  2敗 0分  26得点  17失点 

ヤクルト  4勝  4敗 1分  18得点  15失点 

DeNA    6勝  2敗 0分  50得点   32失点

広島      4勝  2敗 0分  23得点   16失点

中日      6勝  3敗 0分  32得点   24失点

23勝 13敗 1分 149得点 104失点 1位

 

昨シーズン開幕ダッシュ大幅に失敗したこともあって、岡田新監督の下新シーズンを迎えたチームですが、苦しみながらも見事に開幕3連勝を果たし昨年の悪夢を払拭

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正直開幕ダッシュというのは意味がないとの意見はあったものの、阪神に限ってはこの躓きで2022シーズンが終わったといっても言ってもいいので、非常に大きかったと思います。

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その後は貧打に苦しむ時期も長かったものの、しぶとく勝利を掴んで2位のDeNAにゲーム差2を付けて首位に。特に2位のDeNAホームで全勝しているのが大きく(その分ハマスタでは全敗です。)、毎年のように鬼門となっているナゴヤドームでも互角以上(3勝2敗)の成績を記録しているのがこの成績に繋がっていると思います。

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また昨シーズン序盤はまるで勝てなかった広島に勝ち越しと苦手チームが無いのも好材料で、序盤戦の戦いぶりは素晴らしかったと思います。

この調子で近年好成績を収めている交流戦(2シーズン連続で2位)でも更に勢いを付けていきたい所です。

 

②投手 ※主戦力です。

先発

西    7試合 2勝3敗 4.46 5QS

青柳   6試合 2勝3敗 4.59 3QS

才木     5試合 1勝3敗 2.86 3QS 

村上     6試合 3勝1敗 1.22 4QS

大竹     5試合 5勝0敗 0.59 4QS

伊藤将    4試合 2勝0敗 1.29 4QS

 

中継ぎ ※()は役割

岩貞         14試合 0勝0敗 5H 2.08 (セットアッパー・接戦時)

加治屋     14試合 0勝0敗 3H 0.00 (ビハインド・接戦時)

石井         13試合 1勝0敗 5H 0.60 (セットアッパー)

K・ケラー     10試合 1勝1敗 3H 1.80 (セットアッパー・接戦時)

ビーズリー    10試合 0勝0敗 0H 1.64 (ビハインド時)

浜地         9試合 1勝1敗 3H 9.72 (セットアッパー・接戦時)

及川         9試合 1勝0敗 1H 0.71 (ビハインド時)

 

抑え

岩崎           13試合 1勝0敗 3H 5S 0.75

 

西、青柳両エースの不振、そして守護神湯浅投手、セットアッパー石井投手の離脱。これ程の誤算がありながら防御率はリーグトップと、改めて保有している投手の質が高い事を示したと思います。

特に大竹投手と村上投手の活躍は大きく、昨シーズン初めて行われた現役ドラフトで加入した前者はここまで無傷の5連勝を果たし、早くも自身のキャリアハイに並ぶなど望外の活躍。

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そして後者は今シーズン初登板で7回パーフェクトの快投を果たすと、31イニング無失点のセリーグタイ記録を作る等素晴らしい投球を披露。

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望外とも言える活躍を果たした2投手に救われた形となりました。

また両エースも復調の兆しを見せており、これからは本来の投球を取り戻すことを期待しています。(ただ直近の試合で青柳投手が再び炎上。再調整も致し方無い状況になります。)

そして救援陣も浜地投手が不調ながら岩貞、加治屋投手のベテランの2人、そして及川投手が一昨年を同じような投球を披露し、鉄壁を維持。さらに先発陣の奮闘やブルペンワークにより懸念されていた登板過多の投手はほぼいないと言えます。

ただこれ以上の離脱は流石に耐えられないと思いますので、まだ信頼を得られていない両外国人投手の奮闘に期待したいです。

 

③打線 ※主戦力です。

1近本(中)   .322   2本   23点  3盗 .933 ※得点圏.500

2中野(ニ)   .305   1本   17点  4盗 .739

3ノイジー(左) .281   2本  13点   0盗 .665

4大山(一)   .306   3本  22点   0盗 .819 

5佐藤輝(三)     .240   7本  23点  4盗 .882 

6井上(右)      .229   0本    7点  0盗 .613

7梅野(捕)   .117   0本    4点  1盗 .312 

8木浪(遊)   .337   1本    7点  0盗 .791

 

今シーズン劇的に改善されたのが野手陣であったと言えます。

セカンドにコンバートされた中野選手は広い守備範囲を生かした攻守を連発し、当初は小幡選手だった遊撃手も木浪選手が打撃で魅せレギュラーに定着。守備も非常に堅実で肩の強さも見せる等、二遊間の安定は非常に大きかったと思います。

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また守備連携も実に堅実であり、無理をせず次のランナーを進めない守備で着実に相手の走者を止め時には刺殺する等、昨シーズンあれだけ目に見えるだけでは無く数字に記録されないミスを連発していたチームからは考えられない程の守備を見せています。

また打線も昨シーズンまで見られていた人任せのものでは無く、四球(リーグ最多の136)や進塁打、そして犠牲フライ(リーグ最多の19)で確実に得点することがチーム全体で共有されており、あれだけ拙攻だったチームは効率よく得点を重ねています。

「打線は水もの」を幾度となく強調し、いかに得点圏に進めチャンスを増やすかを突き詰める監督の考えが上手くチームに浸透。梅野選手の不調や定まらない右翼手等懸念点はありますが、チーム全体の意識で選手の好不調による影響を最小限に留めており、今後もある程度の得点力は期待出来ると思います。

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出来そうで出来ない凡事徹底の野球を見事に体現し首位に立っている阪神。まだまだペナントレースは残っているものの、勢いではない確かな強さを感じた序盤となりました。

 

では

 

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