中軸の復調、そして投手の奮闘が目立った中盤戦でした。
ということで今回は阪神タイガース シーズン1/2感想を書いていきます。
①戦績(対戦成績)
巨人 7勝 5敗 0分 50得点 38失点
ヤクルト 4勝 8敗 0分 37得点 38失点
DeNA 5勝 8敗 0分 55得点 51失点
広島 0勝 9敗 2分 23得点 46失点
中日 8勝 6敗 0分 44得点 30失点
交流戦 12勝 6敗 0分 62得点 38失点 2位
36勝 42敗 2分 271得点 241失点 4位
様々なワースト記録を更新した序盤戦から見事に巻き返したと言えます。
特に交流戦の戦いぶりは凄まじく、チーム防御率は12球団唯一の1点台(1.96)と圧倒的で2位で交流戦を終えることに。
分岐点となったのはやはり日本ハム戦初戦の6点差をひっくり返す大逆転劇。それまでは5勝4敗と結果も内容もイマイチな試合があった中でのこの勝利は非常に大きく、チームに勢いを付けることに。(試合前のテンション等も考えるとBIGBOSS様様でした。)
ただ半分を終えた時点でも広島には未だ勝てず、非常に大きな枷となっています。これから上位(3位以内)を迎える上で重要なのは、首位を独走しているヤクルト以外の5チームとの直接対決でいかに苦手を作らないかが肝となり、現状では広島、そしてDeNA戦でどこまで粘れるか(3タテを防ぐなど)が勝負になりそうです。
②投手 ※主戦力です。
先発
西 13試合 4勝6敗 2.50 10QS
青柳 12試合 8勝1敗 1.49 11QS
伊藤将 9試合 5勝2敗 2.19 7QS
ウィルカーソン 11試合 4勝3敗 3.51 5QS
ガンケル 11試合 3勝5敗 2.98 5QS
西純 8試合 3勝2敗 3.64 4QS
中継ぎ ※()は役割
岩貞 29試合 1勝0敗 4H 1.90 (ビハインド・接戦時)
浜地 24試合 0勝1敗 7H 1.57 (ビハインド・接戦時)
アルカンタラ 25試合 1勝2敗 15H 3.24 (セットアッパー・接戦時)
ケラー 11試合 0勝2敗 1H 5.40 (ビハインド時)
湯浅 32試合 1勝3敗 22H 2.10 (セットアッパー)
渡邊 26試合 3勝1敗 7H 2.25 (セットアッパー・接戦時)
加治屋 24試合 0勝1敗 4H 0.96 (ビハインド・接戦時)
抑え
岩崎 30試合 1勝3敗 6H 16S 2.20
先発陣はここに来て疲れが出ているのか、早い時間帯に得点を奪われる場面が散見しています。そんな中ウィルカーソン、ガンケル、西純投手が登録抹消され、代わりには才木(その後登録抹消)、藤浪、桐敷投手になりそうです。これまで鉄壁を誇っていた先発ローテーションの再編。前述した投手は是非そのチャンスを生かして欲しいです。
そして中継ぎは登板が続いた湯浅、岩崎、アルカンタラ投手のリフレッシュ抹消もありながらも安定感は抜群。ただ岩崎投手は復帰後も内容的に危ない場面が多く気になる所ですが、当初守護神として獲得したケラー投手が本領を発揮しつつあり、今後が期待されます。また様々なシチュエーションで登板する加治屋、岩貞、浜地投手も頼りがいがあり、開幕当初の中継ぎ不安は解消されたと言えるでしょう。
③打線 ※主戦力です。
1中野(遊) .283 4本 17点 16盗 .668
2島田(左) .259 0本 6点 10盗 .596
3近本(中) .303 0本 17点 15盗 .705
4佐藤輝(右) .272 14本 48点 6盗 .841
5大山(一) .253 19本 61点 0盗 .847
6糸原(三) .248 2本 22点 1盗 .609
7山本(ニ) .250 2本 11点 3盗 .651
8梅野(捕) .185 1本 7点 1盗 .475
序盤戦は壊滅的とも言えた打線ですが、近本、大山、糸原選手の復調、島田選手の台頭で得点力を持ち直すと、中野選手も復調し、序盤に比べて平均1点近く得点力を上げています。
ただまだまだ長打力不足は否めず、佐藤輝、大山選手に依存している部分は大きいです。その為彼らが不振に陥るとまた得点力不足に陥る可能性は高く、さらにマルテ、ロハス選手に伸びしろがあまりない為、新加入のA・ロドリゲス選手がどこまでフィット(特に守備)出来るかが勝負になってきそうです。
この時期は投手がバテてきて打撃戦が増えてくる傾向になります。その為打撃陣の奮闘が不可欠であり、調子を落としてくるであろう大山、近本選手の代わりとなり得る得点源の確保(糸井、佐藤輝選手が有力です)をいかに出来るかどうかが中盤戦以降の成績を左右すると思われます。
では
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