今回は2022年阪神タイガーズの中野拓夢選手について書いていきたいと思います。
今シーズンの成績
135試合 .276 6本 25点 23盗 出塁率.301 OPS.647 四死球18 三振89
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①リードオフマンとしての活躍
前シーズンに近本選手と同様新人でNPB史上3人目の盗塁王を獲得した中野選手ですが、秋にコンディション不良が判明。春のキャンプは2軍スタートとなり不安が囁かれました。
それでもオープン戦で1軍に復帰すると、開幕戦に見事に合わせレギュラーとして出場。打線が全体的に不振に陥る中で奮闘しコンスタントに安打と盗塁を積み重ねていきます。
そして近本選手が3番に回った後はリードオフマンとして抜擢。早打ちの選手(3,4月に限っては四球は0)なので1番打者として決して適正とは言えない起用ですが、安打と走塁技術で切り込み隊長として活躍します。
②痛すぎる離脱と伸びない盗塁数
また5月14日のDeNA戦では1試合2本塁打を放つ活躍をする等パンチ力も見せますが、2番に定着した島田選手がボールを選べる選手では無いので、盗塁数は5月から激減。(その代わり島田選手、近本選手の盗塁が増えることとなりました。)
さらに得点圏での勝負弱さは見せるものの、安定した活躍を披露します。
しかし8月9日に「特例2022」で登録抹消。その直後には近本選手が抹消され、それまでに大山選手が登録抹消されていた打線は一気に弱体化し、痛すぎる離脱となりました。
それでも復帰後はやや復調に時間を費やすも流石とも言える働きを披露。シーズン終了後には自身初のベストナインに選ばれました。
数字自体は本塁打以外はとりわけ伸びた所は無かったものの、2年目のシーズン、そして負担の高いショートでの起用や離脱もありながらのこの結果は十分過ぎる程であると思います。
③セカンド転向は吉と出るか
そんな中で迎える新年はシーズン前のWBCメンバーに選出。日本代表としての活躍も期待されますが、岡田監督は中野選手をセカンドで起用することを明言しており秋のキャンプもセカンドの練習が大半。
春のキャンプもショートの練習はさせないという事なので源田選手のサブとして呼ばれたであろうWBCで起用するのはかなりリスクがあり、特に重圧がかかるポジションなので非常に気がかりな所です。
また四球の少なさにも通じる粘りの無さ、そして新ポジションでの適応など課題は山積みで、正直代走要因が適任となっており、源田選手に怪我が無い事を祈ります。
しかし国際大会の経験は何事にも代えがたいもので、やはり出るからには活躍を期待しています。
新シーズンセカンド転向でスタートを切る中野選手。WBCの参加も含めてこの決断が吉と出るのか注目です。
では
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