今回は2022年阪神タイガーズの佐藤輝明投手について書いていきたいと思います。
今シーズンの成績
143試合 .264 20本 84点 11盗 出塁率.328 OPS.798 四死球51 三振137
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①孤軍奮闘
衝撃的な活躍を果たしルーキーイヤーを過ごした佐藤輝選手ですが、迎えた2022シーズンも2年目のジンクスを感じさせない安定した打撃(2年目のジンクスは昨シーズン途中で味わっているとも言えます。)で、振るわない打線の中で孤軍奮闘の働き。
そして5月には早くも球団記録の2年連続2桁本塁打を記録する等申し分ない働きを見せます。
ただ余りにも大山選手と共に負担が重くのしかかりタイムリー欠乏症に。淡白な打席も目立つなど徐々にトーンダウンしていきます。
また8月に大山選手がコロナで離脱した際は、たった一人で打線、そして4番としてチームの責任を負わされる事に。ロハス選手の爆発が無けれな正直潰れていてもおかしくない状況になってしまいます。
それでもチームでただ一人全試合に出場。さらに左打者ではNPB史上初の新人から2年連続20本塁打を記録する等その能力が規格外である事を見せ、オフには日本代表に初選出。WBC出場までは至りませんでしたが、個人としては課題が残りながらも充実したシーズンとなりました。
②打撃面の大きな改善
また昨シーズンは打撃面の大きな改善が見られ、打率、出塁率、OPS、四球、三振数と軒並み主要の数字が大きく良化。更に本塁打が減った代わりにリーグ2位の二塁打を記録する等、より確実性が増したと言えます。
特にボール球空振り率が良化しており三振も減少。さらに犠牲フライはリーグ1位(7)を記録する等最低限の仕事をこなすことも出来ています。
得点圏の打率は低いものの(.250)、数値上年ごとにばらつきのある数字である為余り気にするる必要は無く、確実に成長の跡は見せていると思います。
③より怖いスラッガーへ
しかし持っている潜在能力はそれ以上あるとされ、岡田監督も度々厳しい言葉を放っているようにかなり期待感は持っているようで(話題に上げない=興味や期待が無いことであると思っています。)、これからも自分に矢印を向け続けることが出来れば、より怖いスラッガーになってくれるでしょう。
そして三塁手として村上選手とタイトル争いが出来る選手になってくれば「アレ」も現実的になってくるでしょう。
その途轍もないポテンシャルから高いハードルを設け続けられている佐藤輝選手。しかし同時に球界を代表するスターになる可能性を大いに秘めている選手なので、新シーズンの活躍も期待したいです。
では
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