今回は2022年阪神タイガーズの西勇輝投手について書いていきたいと思います。
今シーズンの成績
23試合 9勝9敗 18QS 防御率2.18 WHIP1.07 148.1回 93三振 26四死球
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①連敗を止めた投球
前シーズンにキャリアワーストとも言われるシーズンを過ごし再起を試みた昨シーズン。開幕投手を青柳投手に譲ることにはなるものの（後に藤浪投手に変更）、2020年のような輝きを見せるべく開幕ローテーションの一角としてシーズンを迎える事となります。
ただ自身の開幕となる広島戦は援護点に恵まれず敗北を喫し連敗を止められず、チームは次々とリーグワースト記録を塗り替えてしまう悪夢の序盤戦となってしまいます。
しかし9連敗で迎えたDeNA戦。甲子園開幕戦となったこの1戦で西投手は快投を披露。初回に打線の援護もあり、見事に完封勝利を挙げチームの連敗を止めることに成功。
その後もチームは苦しむことなるものの、その連敗を止めた投球は強烈に印象に残っています。
②ムエンゴに泣かされる
しかしその後はムエンゴに泣かされ、5月は援護点0.53と逆の意味で驚異的な数字を記録。6月には調子を落とすも7月は援護点も増え（この1か月間だけですが）、3勝と見事に持ち直しました。
ただ全体的に援護に恵まれず、援護率は3.00。7月に一時的に上がったことを考えるとシーズンを通して援護に恵まれなかった印象があります。
しかし個人の記録としては課題であった1発病を克服（昨シーズンは8で前シーズンに比べ半減）、さらに防御率に関してはキャリアハイを記録しました。
特に巨人戦、ヤクルト戦では無類の強さを披露。原監督が獲得したくなるのは分かります。
③残留も決め、投手陣を引っ張る存在に
それでも海外FA権の取得により移籍話が噂されると、チームの新監督には因縁があると言われている岡田監督が就任。移籍は不可避であるとも言われていましたが、FA権を行使した上での残留を発表。新シーズンも投手陣を引っ張る存在となってくれそうです。
また岡田監督との関係も周囲が言っているようなものでは無く、指揮官も信頼を寄せていて杞憂である事がわかり一安心。新シーズンも青柳投手、伊藤将投手と共に先発の軸としての活躍を期待しています。
NPB屈指のイニングイーターである西投手。3年ぶりの二桁勝利に向けて、特に打線の頑張りに期待したいです。
では
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