今回はマンチェスターシティ移籍が決まったアーリング・ハーランド選手について書いていきたいと思います。
今回は改訂版です。プレースタイルの成長や役割の違いを中心に書いていきます。
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経歴
ハーランド選手はブリン(ノルウェー)のアカデミー出身で、15歳でトップチームデビューを果たすも得点を挙げることは出来ませんでした。しかし2017年に加入したモルデでは2018シーズンに12得点を挙げる活躍を披露。当時の指揮官スールシャール監督にストライカーとしての技術を指導され欧州でも注目される存在となっていきます。
すると2018年8月にレッドブル・ザルツブルク(オーストリア)に移籍。当初はローゼ監督が他選手を起用しており僅か2試合の出場に留まるも、翌シーズンは南野やファン・ヒチャン、ショボスライ等と共に躍動し、14試合で16ゴールを挙げる大活躍を見せます。またチャンピオンズリーグでもハットトリックを決める等その怪物ぶりを発揮するとその冬ドルトムント(ドイツ)に移籍を果たします。
そしてドルトムントでもデビュー戦でハットトリック、チャンピオンズリーグでのパリSG戦でも2ゴールを挙げる活躍を見せ一躍スターダムに躍り出ます。
その後怪我に苦しむも、出場すれば必ずと言っていい程結果を残す活躍を果たし、将来的なメガクラブ行きが常に噂されていましたが、2022年5月10日マンチェスターシティ行きが発表。かつて父親も在籍したグアルディオラ監督率いる世界最高峰のクラブの一員になりました。
①契約解除金を払っての移籍
ハーランド選手はオフの目玉選手として注目されその動向が気になる所でしたが、マンチェスターシティが契約解除金7500万€を払うことで移籍が成立しました。
その移籍金は他メガクラブでも払える金額ではありますが、驚くべきなのはその追加費用で、推定6000万€という巨額で獲得総額は1億3000~5000万€となっています。
当然経営難のバルセロナは手を引くことになり、エンバぺ獲得を最優先したレアルマドリードもその高額な金額を回すことが出来ず撤退。ライオラ氏の死去でどの程度の影響があったのかは不明ですが、比較的早い段階で移籍が成立することとなりました。
②チームのラストピースに
彼の加入はチームにとって非常に大きいかと思われます。シティは今シーズンケイン(トッテナム)獲得を最後まで粘っていたようにアグエロの代わりとなるセンターフォワードを探していました。
しかし獲得には至らず、開幕当初からセンターフォワードを置かない0トップを採用。フェラン・トーレス、スターリング、フォーデン、ベルナルド・シウバなどが日替わりのように起用されますが、見事にグアルディオラ監督は機能させチームを上昇気流に乗せます。
しかしやはり起点となるフォワードは必要だという場面はあり、彼の獲得はチームのラストピースを埋めるには十分なものであったと思います。
また起点となる動きだけではなく、オフザボールの判断、そしてスピードとフィジカルを生かした推進力、精度の高い左足を生かしたシュート技術など与えるものは非常に多く、更にシティを高みに導く選手として注目されます。
中には同じような待遇であった今シーズンのルカクのような不振もありえると囁かれていますが、彼は鈍感力も高く(試合中に口笛を吹くぐらいのメンタルを持ち合わせています。)、ルカクのようにメンタルから崩れる可能性は少ないと言えます。
③怪我と適応期間
ただ反面怪我の多さが気になる所です。今シーズンも幾度となく怪我で離脱しており、ブンデスリーガではここまで23試合の出場に留まっており、より強度が高くなるプレミアリーグではその出力と激しさに体が耐えられるか心配な所です。
またグアルディオラ監督の戦術は非常にディテールが詰められており、ある程度の適応期間が必要となっています。過去マフレズ、ベルナルド・シウバ、スターリング、そして今シーズンのグリーリッシュ等は少なくとも半年戦術に馴染むのに費やしており、いくら状況判断が良くともハーランド選手にもある程度を要すると思われます。
そのため最低でも加入後当分は彼を見守る必要はありそうです。
エンバぺと並ぶ次世代のスター候補であるハーランド選手。稀代の名将グアルディオラ監督、そして世界最高峰の組織力を誇るシティでどのようなパフォーマンスを見せるか非常に楽しみです。
では
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