今回は主要欧州リーグの2023~2024シーズン、前半戦振り返りと冬の移籍情報について書いていきたいと思います。
3回目は「レアルマドリード」です。
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基本フォーメーション
①重傷者の続出
開幕前にクルトワ、開幕戦でミリトンを十字靱帯断裂で失い厳しい船出になったレアルマドリードですがべリンガムシステムが見事に嵌り開幕から好調を維持します。
しかしその後もケパ、ヴィニシウス、カマヴィンガを怪我で失う(ケパ、ヴィニシウスは復帰)と、守備陣の中心であるアラバが左膝の前十字靭帯断裂で長期離脱。本職のセンターバックがナチョ、リュディガーのみという緊急事態に見舞われます。
それでもチュアメニをセンターバックで起用する等アンチェロッティ監督は柔軟な采配を行いチームは安定飛行を続けると、リーガ史に残る快進撃を見せるジローナを抑え見事に首位で折り返すことに。チャンピオンズリーグでも6戦全勝で地力を見せつけ決勝トーナメント進出を決めています。
さらに先日行われたスーペルコパではバルセロナ相手に4-1の大勝を果たし見事今季初タイトルを獲得。決定力不足に悩まされていたヴィニシウスもハットトリックを達成し、今後の戦いに弾みを付けました。
②監督の手腕が生きた前半戦
そんな中で圧倒的な活躍を見せているのはやはりべリンガム。布陣のバランスを考えてか11月後半のカディス戦ぐらいからサイドハーフに初期位置を移すことも多くなりましたが、変わらず決定的な仕事を連発。ヴィニシウスが怪我や決定力不足に見舞われた中、今や王の貫禄すら見せています。
そして触発されるようにロドリゴも調子を上げゴールを記録し始めると、ホセルはインパクトプレーヤーとして3試合連続ゴールを記録する等申し分ない働きを見せ、現状攻撃陣には問題は無さそうです。
また守備面では前述したように多くの主力を失うもカルバハルを中心に残った選手が奮闘。第3GK扱いだったルニンも出来るだけのパフォーマンスを見せここまでリーグ断トツの最少失点(11)を記録。選手のやり繰りと守備戦術に長けたアンチェロッティ監督の手腕が見事に生かされる事となりました。
③器用な選手は多いものの
しかしリーガ、チャンピオンズリーグ、カップ戦を並行して戦うには余りにも選手層は薄く、特に前述した守備陣は複数ポジションをこなせる器用な選手は多いもののギリギリのやり繰りを強いられています。
その為冬の移籍市場で動く必要性はありますが、ここまで実現性のあるような補強は皆無。大きく動くであろう夏に向けて静観を決め込んでおり、この選択がチームにどのような影響を与えるかが気になる所です。
また毎回のようにエンバぺの移籍情報が流れているものの、契約半年を切った選手をわざわざ高額で買い取るメリットは皆無で今回も成立する可能性は低そうです。
ただシーズン後のブラジル代表監督就任が囁かれていたアンチェロッティ監督が契約延長。選手からの信頼が厚い名将の残留は今冬最大の補強となりそうです。
成績上は順調なものの失速する可能性は決して低くないマドリー。今後もアンチェロッティ監督の選手のやり繰りを頼りにすることになりそうです。
では
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