今回は先日決定した2020年ドラフト指名選手について書いていきたいと思います。
前情報として阪神の現状で今欲しいポジションは
・選球眼（出塁率）がいい即戦力外野手
・中継ぎでも使える即戦力投手
だと思います。後は「その時一番いい選手」です。
結果
1位 佐藤輝明選手 内野手 近大
2位 伊藤将司選手 投手 JR東日本
3位 佐藤蓮選手 投手 上武大
4位 榮枝裕貴選手 捕手 立命大
5位 村上頌樹選手 投手 東洋大
7位 高寺望夢選手 内野手 上田西高
8位 石井大智選手 投手 高知ファイティングドッグス
育成1位 岩田将貴選手 投手 九産大
①初めてのくじ当たり
今年注目の近大の佐藤選手、早大の早川投手ですが阪神は前もって公表せず佐藤選手を指名、抽選に臨みました。結果は見事交渉権獲得！！矢野監督は３年目にして初のくじ当たりです。
大学No1と評価されているスラッガーで、三塁手、外野手がメインポジション。左打なので浜風との闘いが待ち受けていますが、是非先輩の糸井選手に負けない活躍を期待しています。大山、マルテ選手がおり三塁は厳しいものの、外野は層が薄いので出場機会はあると思います。個人的に理想としていた「選球眼」は売りにはしていないものの１年目から戦力として計算出来そうな選手です。
②即戦力投手
次に注目していた「即戦力投手」ですが２位に伊藤投手、３位に佐藤連投手、５位に村上投手、８位に石井投手と大学、社会人投手を４人指名。佐藤連投手は所謂「素材型」なので早期起用は難しいながら、他投手は即戦力として期待出来るとのことです。
流石に全員は無理だとしても１，２人台頭、あわよくば先発ローテに入ってくれれば万々歳です。
③内野手の層を厚く
そして内野手は中野選手、高寺選手を指名。中野選手は即戦力でショート、セカンドと固定出来きれない＆層が薄いポジションなのでかなり期待しています。
高寺選手は高卒なので将来投資に。幸い昨年の高卒中心ドラフトで年齢が近い野手の選手も小幡選手の時とは違い多いので、お互い切磋琢磨してもらいたいです。
そして榮枝選手。梅野、坂本、原口選手と言う球界でも屈指の陣容を誇っている捕手陣にまた一人素晴らしい選手が指名されました。中々上の先輩たちの壁は高いですが是非多くを吸収して一日でも早い一軍出場を期待しています。
総評
矢野監督始め関係者の型が「１００点に近い」と評した２０２０年ドラフト。しかしその中で台頭できるのはほんの一握り、下手をすると誰も芽が出ない場合もあります。
そんな中プロ野球の荒波に巻き込まれていきスターを目指す選手達にエールを
「周りの雑音が非常に多い球団ですが、それに振り回されず頑張って下さい。」
では
