※ネタバレ有り
今回はアニメ「転生したらスライムだった件」のキャラ「べスター」について書いていきます。
①根っからの研究者体質
武装国家ドワルゴンの元大臣で貴族出身の人物。
登場時には権力闘争に明け暮れており、かなり嫌味ったらしく傲慢な部分が目立っていましたが、テンペストに移住後研究員になってからはかなり生き生きとしており、研究に熱中するあまり睡眠も休息も取らなくなる等、根っからの研究者体質であることが判明します。
「ぜひ、このまま研究を続けさせて下さい!寝る間も惜しいです!」
またそういう性質の人物が苦手なコミュニケーション面でも、武装国家ドワルゴンへの連絡役や宿泊設備の接客指導、さらにテンペストの子供達への教育に臨時指導者として参加する等存分に発揮されており、大臣をやっていたことは無駄では無かったと思われます。
②権力闘争の末
作中ではドワルゴンの大臣として登場。同郷のカイジンの才能に嫉妬し魔装兵計画では彼と意見が衝突するも焦って強行し計画は失敗。責任を全て彼になすりつけカイジンを軍から追放します。
「王国でも名高い、カイジンともあろうお人が、この程度の仕事も出来ないのですかな?」
その後もカイジンに何かと嫌がらせを行いますが、世話になったリムルにまで嫌がらせを行ってしまった為彼に殴られる事に。その後裁判にてガゼル王に彼を追放させることに成功するも、その企みは全て王にバレており(王からすると正直に話して欲しかったみたいです。)、高い技術を持つカイジン、そしてそれ以上のスキルを持っているリムルを追放に追い込んだ責任を取らされ免職、王宮を立ち入り禁止になりました。
ただ彼の王の近くで国の為に純粋に力を尽くしたいという気持ちは本物で、前述した策略も功を焦ったから。その間も絶え間ない努力は続けており、その才を惜しんだガゼル王に再び拾われドワーフ王国とジュラ・テンペスト連邦国の相互技術提供の約束を取り付けた後に連れられカイジンに謝罪。無事和解を果たしテンペストの開発部門に就任することとなりました。
③テンペストの発展に欠かせないもの
テンペストには研究者として呼ばれたべスターですがその実績も素晴らしく、ガビルと共同で研究開発したフルポーションを始め、リムルのアイデアを元にカイジン、クロベエと共同開発した品々はテンペストの発展に欠かせないものに。
特にフルポーションは命を落とさない限りは欠損があっても瞬時に回復出来るとんでもない性能を誇っており、これまで産業の中心だったドワルゴンですら精製出来なかった一品に。流石にこれを販売するわけにはいかない(周辺諸国の経済バランスを大きく崩す事になる)為、その純度を少し薄めたハイポーションはテンペストの特産品として国の金庫を潤す事となりました。
その後も研究は勿論進んでおり、今度はカイジンと共に何かを開発した様子。彼らはどのようなものを作成しテンペストをより豊かにしていくか、注目です。
では
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