高橋遙人（2021年）～驚異的な投球で2試合連続完封勝利～【特集】

今回は2021年阪神タイガーズの高橋遙人投手について書いていきたいと思います。

今シーズンの成績

7試合　4勝2敗　5QS　防御率1.65　WHIP0.71　49回　55三振　5四死球

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①大幅な出遅れ

昨シーズンも出遅れ今シーズンこそはと臨んだ2021年ですが、1軍春季キャンプ中に右脇腹の筋挫傷で離脱し、その後は上肢のコンディション不良で2軍でリハビリすることとなります。

復帰登板となったのは7月後半での2軍戦で、その後は順調に登板を重ね9月9日にようやく1軍登録。怪我持ちであることもあり慎重な調整となりましたが、シーズンは大半が終わっており大幅な出遅れとなりました。

ただチームは優勝争いまっただ中で、過去の実績もあり先発陣の救世主としての期待は大きかったです。

②驚異的な投球で2試合連続完封勝利

しかし復帰戦となったヤクルト戦では味方のミスもあったものの4回6失点の大炎上、今後が不安視されました。

ただ次の登板となった中日戦では7回無失点の好投で久しぶりの勝利。また次の巨人戦、中日戦では驚異的な投球で2試合連続完封勝利と圧倒的な投球を披露します。

それで迎えたヤクルト戦では5回4失点で敗北し、怪我で出場が危ぶまれたクライマックスシリーズの巨人戦でも敗北。要所で敗北してしまう等非常に悔しい結果となってしまいましたがシーズンでは7試合で4勝を記録。改めで素晴らしい投手であることを証明しました。

③＋αとしての起用

ただ過去の経歴を見てもシーズンフル稼働は難しいと思いますので、新シーズンは彼抜きで考えるのが妥当で、伊藤将投手、そして及川投手、そしてルーキーの鈴木勇斗、桐敷投手等他左腕の出来で新シーズンが大きく変わってきます。

新シーズンではいかに「彼に頼らない」ローテーションを組めるかが勝負になり、彼は苦しい時のαとしての起用がベストであると思います。

怪我がちで登板数こそ安定しないものの、投げれば球界屈指の投球を披露する高橋遥投手。新シーズンは果たして何試合その極上の輝きを見ることが出来るのでしょうか。

では

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