今回はクロップ監督が率いたリヴァプール9年間の軌跡を書いていきます。
4回目は「2018-2019シーズン」です。
過去記事はコチラ↓↓
リーグ 勝ち点97 30勝 7分 1敗 89得点 22失点 2位
FAカップ 3回戦敗退
リーグカップ 3回戦敗退
チャンピオンズリーグ 優勝
基本布陣
①問題を一気に解決させる大型補強
前シーズンチャンピオンズリーグ決勝に進んだクラブは、今年こそタイトルを獲得するために大型補強を敢行します。
まず不安定だった守護神に対戦相手としても苦しめられたアリソンをローマから獲得すると、ジャンがフリーで新天地を求めたセンターハーフにはナビ・ケイタ、人材が不足気味だったアンカーにはモナコで躍進していたファビーニョ、フロントスリーの控えにストークで充実したシーズンを送っていたシャキリを獲得し選手層を拡充。
前シーズンの問題点を解決したチームは開幕から勝利を積み重ね、前半戦を16勝3分と驚異的なペースで首位を折り返します。しかしチャンピオンズリーグではナポリ、パリ、レッドスターと組まれた「死の組」で大苦戦。アウェーで全敗を喫するも、最終戦のナポリ戦で1-0の勝利。総得点で2つ上回り辛うじてグループリーグ突破を果たす事になります。
②歴史的なデッドヒート
ただ順調であったリーグ戦ではシティが後半戦から一気にギアを上げ勝ち点を積み重ね、天王山となったアウェーのシティ戦でリーグ初(結果的に唯一)の黒星を喫します。
それでも共に負けない戦いを繰り広げるも、シティは何と後半戦を18勝1敗という理解しがたいペースで勝ち点を稼ぎ続け歴史的なデッドヒートに。
しかし試合数が一緒になった35節終了後に引っ繰り返されそのままシーズンは終了し、シティに連覇を許してしまいますが、チームが稼いだ勝ち点は何と97。悔やまれるのは2位という結果のみで素晴らしいシーズンを過ごしました。
個人成績ではサラーとマネが共に22ゴールを挙げ得点王を獲得。さらに失点では前シーズンから15も減らす等、アリソンの加入も非常に大きなものとなりました。
③アンフィールドの奇跡
一方チャンピオンズリーグでも決勝トーナメント1回戦のバイエルン戦はファン・ダイクの攻守による活躍で勝ち進むと、準々決勝のポルト戦ではチーム力の差を見せ圧勝します。
しかし迎えた準決勝バルセロナ戦の1stレグではメッシにやられ3-0と完敗を喫すると、さらにサラー、フィルミーノが怪我で欠場と絶望的な状況に。それでも試合が始まるとアンフィールドの熱狂に包まれたスタジアムはバルセロナを呑み込み、オリギのゴールを皮切りに後半から投入されたワイナルドゥムが2ゴールを挙げトータルスコア並ぶと、アーノルドの起点を利かしたコーナーキックからオリギが合わせ見事に逆転勝利。この「アンフィールドの奇跡」もあり勢いを増したチームは決勝のトッテナム戦も相手を圧倒し見事2-0の勝利。
クロップ監督は就任後初のタイトル獲得。ドルトムント時代には眺めることしか出来なかったビッグイヤーを掲げることが出来ました。
では
|
リバプール フットボールクラブ Liverpool FC オフィシャル商品 ペンとキーホルダーのセット 【海外通販】
|