今回はチャンピオンズリーグ決勝の展望について書いていきたいと思います。
決勝カードはコチラ↓↓
リヴァプール(イングランド) vsレアルマドリード(スペイン)
①2017-2018シーズンの再来
このカードは2017-2018シーズンの再来となり非常に注目度が高い試合となっています。
当時の試合は前半早々にセルヒオ・ラモスとの接触でサラーが負傷退場、そしてカルバハルも負傷退場と共に想定外の状況になりますが、後半GKカリウスのスローイングミスからベンゼマがゴール。マネがコーナーキックのこぼれ球に詰めて一度は追いつくものの、途中出場したベイルの2ゴールによりレアルマドリードがチャンピオンズリーグ3連覇。
レアルマドリードはこのシーズンを機にジダン監督が退任し、ロナウドがユベントスに移籍する等転換期に。対するリヴァプールは2失点に絡んだカリウスはトラウマになったか以降のキャリアは下降線に。負傷退場したサラーは耐え難い悔しさを経験することになります。
そして翌シーズンにチャンピオンズリーグ優勝を果たし、タイトル的にはリベンジを果たした形になりましたが、殆どの主力が残っているリヴァプールにとってはマドリーに勝って優勝というこれ以上ないリベンジの機会を与えられることとなりました。
②サイドの主導権をどう掴むか
そんな中注目ポイントですが、サイドの主導権をどう掴むかが勝負になりそうです。
特にリヴァプールの右、マドリーの左サイドでの攻防は試合の行方を決めかねない場面になりそうで、アーノルドの守備力ではヴィニシウスレベルの選手を抑えるのは厳しいかと思われるリヴァプールの右サイド、不調のフェラン・メンディがどこまでアーノルドとサラーを封じられるかが不安なマドリーの左サイド、両チーム共に守備のサポートをどう整えるかが勝負になるでしょう。
ただリヴァプールはファビーニョ、チアゴが負傷で出場が微妙で、出場出来てもコンディションには不安があるのでどこまで戻せるかが鍵になりそうです。特にファビーニョ欠場になるとヘンダーソンをアンカー起用する他無く、大きな武器になっている右サイドの攻撃が機能不全に陥る可能性があるので、戻って欲しい所です。
一方マドリーは負傷していたアラバもほぼ万全の状態で出場出来そうで、コンディション面では問題は無さそうです。またリーグ優勝も早々に決めていたのでフィジカル、メンタル両面では圧倒的にマドリーの方が優位であると言えます。
試合展開的にはリヴァプールがボールを保持、マドリーがベンゼマ、ヴィニシウスを生かしたカウンターを仕掛ける展開になりそうです。
③間違いなく世界最高を決める試合に
ただ両チームの決勝に至る道のりは対照的と言えました。
リヴァプールはアトレティコ、ポルト、ACミランと強豪ひしめくグループで6戦全勝、決勝トーナメントでもビジャレアルには苦しまされたもののインテル、ベンフィカには力の差を見せ、比較的盤石の状況で決勝に進むことが出来ました。
一方マドリーはグループリーグはシェリフに敗北するものの順当共言える内容で突破を果たすものの1回戦の相手はパリ、準々決勝ではチェルシー、準決勝ではマンチェスターシティと立て続けに強豪チームと当たることとなり、大いに苦しみました。
しかしいずれの試合も戦術を超越する個の力で撃破。特にベンゼマはこの6戦で10得点と神がかった活躍を披露。そしてロドリゴも途中出場ながら3ゴールを挙げる活躍を披露する等驚異的な勝負強さで決勝までたどり着きました。
いずれにしてもこの試合は間違いなく世界最高を決める試合となり、非常に激しく見所一杯の試合を見せてくれそうです。
キックオフは明日午前4時、今から待ち遠しいです。
では
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