今回はリヴァプール所属のサディオ・マネ選手について書いていきたいと思います。
①頭脳とスピードの融合
マネ選手の特長はスピードと戦術眼であると思います。圧倒的なスピードを持ち、推進力抜群の運ぶドリブルでぐいぐい前に出ます。
またクロップ監督の元、ダイアゴナルラン(斜めの動き)にも磨きがかかりタイミング、ポジション共に精度抜群です。裏抜けも非常に上手いです。
さらに守備にも積極的に参加し切り替えも速い為、カウンターの起点にもなれます。
圧倒的なスピードと戦術的な動き出しの上手さ「頭脳とスピードの融合」がマネ選手の大きな特長だと思います。
②シュートテクニック
しかしシュートテクニックには課題があります。レンジ、パワー、そしてボレーの技術は申し分ないのですがタイミングをずらしたり、シュートの間合いを作るストライカー的な動きはあまり得意ではありません。
その為単調になりがちでシュート数に対してのゴール数が少なく感じてしまいます。
しかしサイドアタッカーとしては世界屈指の実力者であり、サラー選手がストライカーとしての役割を果たしてくれるのでそこまで目立つものではありません。
③世界最高へ
昨シーズン得点王に輝いたマネ選手ですがやはり「世界最高」の選手になる為にはコンスタントに20ゴールを決めきれる得点力が必要になってきます。その為には前出したシュートの精度もありますしワールドカップなどの大舞台の活躍が不可欠になってきます。
その中でリヴァプールという環境、クロップ監督という最高の指導者、フィルミーノ、サラー選手という最高のパートナーの存在は大変心強いです。
なお進化するサイドアタッカー、マネ選手の今後の活躍に期待したいです。
では