今回は主要欧州クラブの2022-2023シーズン総括を書いていきたいと思います。
11回目は「リヴァプール」です。
リーグ 勝ち点67 19勝 10分 9敗 75得点 47失点 5位
FAカップ 4回戦敗退
リーグカップ 4回戦敗退
チャンピオンリーグ ベスト16
基本布陣
①好不調の波の激しいシーズンに
中心選であったマネの移籍、さらに中盤の強度不足が目立ち低迷していたリヴァプールですが、年明けからに更に深刻な不振に陥り4戦未勝利で10位まで順位を落としました。
さらに頼みの綱であったチャンピオンリーグでも決勝トーナメント1回戦でレアルマドリードに大敗。勝負とも言われた4月の対BIG6戦でも一つも勝てず欧州カップ戦獲得は絶望的になってしまいました。
しかし続くリーズ戦では6-1の完勝すると、その後7連勝で一気にジャンプアップ。きっかけとなったのはこれまで突き抜けたアシスト能力を持ちながらも守備の軽さで多くの批判を浴びていたアーノルドを偽サイドバックとして起用。さらにロバートソンを低めの位置でスタートさせ配置を整えると一気にビルドアップの質が向上。
これまでも内に入ることの多かったアーノルドの特性を生かした形に戦い方を変え見事に復調し、最終的に何とかヨーロッパリーグ出場権となる5位でフィニッシュ。
後半の立て直しは見事だったものの前半の躓きを取り返すことは出来ず、さらに9-0(4節ボーンマス戦)、1-4(対ナポリ戦)、2-5(レアルマドリード戦)、7-0(マンチェスターユナイテッド戦)、4-3(トッテナム戦)4-4(サウサンプトン戦)等大味な試合が多く、好不調の波の激しいシーズンになりました。
②コンスタントにゴールを記録
今シーズンは中盤ではフルに働けたのはファビーニョのみ、そして強度が下がった守備陣ではファン・ダイクが怪我の影響もあったのか精彩を欠き、終盤のMVPとも言えたアーノルドの前半は散々な内容と、中々コンスタントな働きを見せた選手はいませんでした。
そんな中でも奮闘したといえたのはサラー。前半はマネの移籍とルイス・ディアスの怪我で機能不全となった攻撃陣の中でフィルミーノと共に奮闘。さらに冬に加入したガクポがゼロトップをモノにし始めると量産体制となり、最終的に19ゴールをマーク。
チームが不振の中気を吐く活躍を見せました。
③中盤の強化が不可欠
新シーズンに向けてはまず中盤の強化が不可欠です。現状マック・アリスターを獲得したものの、ミルナー、チェンバレン、ナビ・ケイタが退団した中盤は両・質共にまだまだ物足りなく最低でも後1人の獲得は必要であると思います。kichitan.hatenablog.com
第一候補であったべリンガム獲得は失敗(レアルマドリードへ)するもクラブはコネ(ボルシアMG)、テュラム(ニース)、ベイガ(セルタ)を引き続きリストアップしており、マウント(チェルシー)も立ち消えになりつつあるもののまだ可能性は残されているようです。
現状フィルミーノが退団した攻撃陣や守備陣は怪我人や移籍が無い限りは新たに加入させる必要性は薄く、今夏は中盤の補強が第一になりそうです。
苦しみながらも確実に新たなサイクルに向かっているリヴァプール。今後の動きも注目です。
では
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