今回はアル・イテファク入団が決まったジョーダン・ヘンダーソン選手について書いていきます。
1回では書ききれない為、3回に分けていきます。
3回目はリヴァプール(2018~現在)時代です。
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①名実ともにリヴァプールの象徴に
2018年チャンピオンズリーグの決勝に進出し、名門復活の足掛かりとしたリヴァプールは夏の移籍市場でローマからアリソンを獲得。ヘンダーソン選手も新たに契約を5年延長すると、昨冬に補強したファン・ダイク、そしてアリソンの活躍もあり勝ち点を積み重ねていきます。
さらに新加入のファビーニョがフィットしてくると、ヘンダーソン選手のアンカー起用が減り本職であるインサイドハーフでの起用がメインになると、攻守共にアーノルドとサラーを的確にカバーするバランサーとして機能。
リーグ、チャンピオンズリーグでの躍進を支えると、リーグでは最終的にシティに追い抜かれるもチャンピオンズリーグでは「アンフィールドの奇跡」での活躍もあり2年連続の決勝進出。トッテナムとの同国対決を見事制し念願のビッグイヤーを掲げます。
さらに翌シーズンは開幕から好調を維持すると、チームはシティの失速もあり首位を快走。クラブワールドカップでは初のセンターバックでの起用も難なくこなすと、チームにとって欠かせない存在となり30年ぶりのリーグ優勝の原動力に。
「ザ・キャプテン」と評され、FWA(イングランド・サッカー記者協会)が選ぶ年間最優秀選手賞を受賞することとなり、名実ともにリヴァプールの象徴になります。
②惜しまれる退団
しかし翌シーズンはセンターバックの大量離脱を受けて最終ラインでプレーするも、自身も長期離脱を経験。それでも2021-2022シーズンには不慣れであったアンカー起用にも見事に対応して年間を通して活躍、チームの2冠に大きく貢献していきます。
そして昨シーズンは怪我や不調が続くチームの中でも気を吐く動きを見せ年間を通して出場し健在をアピールするものの、今シーズン初めにチームはマック・アリスター、ソボスライを獲得。
自身のプレー機会が減ることが予想される中、かつてのチームメイトであるジェラード監督が率いるアル・イテファクが高額の年俸をバックに獲得に動くと、1200万€で移籍が決定。
クラブの停滞期から黄金時代まで12シーズンに渡りプレーし7つのタイトル獲得に大きく貢献。決して常に評価が高い訳が無かったものの自己を研磨し続けれた姿は多くのファンに愛され、レジェンドとしてチームを去る事となりました。
③勝負を決めるゴール
イングランド代表でも多くの若手選手が台頭する中レギュラーとして活躍し、2020年にはイングランド代表年間最優秀選手に選ばれることに。
それでもユーロ2020ではライス、カルヴィン・フィリップスにレギュラーを奪われるものの準々決勝では途中出場とするとダメ押しとなる代表初ゴールを挙げチームの決勝進出に貢献します。
そしてカタールW杯ではグループリーグ3戦目でスタメン起用されると、その後もレギュラーとしてプレー。決勝トーナメント1回戦のセネガル戦では決勝ゴールを決める等活躍。チームは惜しくもフランス代表に敗れるものの、確かな存在感を放ちました。
その後もコンスタントに代表に招集されており、べリンガムやインサイドハーフで起用されているアーノルドの存在もありながらも、プレーだけでなく精神的支柱としての活躍が期待されています。
幾度となく失格の烙印を押されながらも評価を覆し続けたヘンダーソン選手。今後の活躍も楽しみです。
では
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