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ファビーニョ~的確なカバーリングと出足の鋭いボール奪取~【特集】

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今回はリヴァプール所属のファビーニョ選手について書いていきたいと思います。

Getty Images

経歴

ファビーニョ(ファビオ・エンリケタバレス)選手はパウリニア、フルミエンセ(共にブラジル)のユースを経て代理人ジョルジュ・メンデスの勧めでリオ・アベ(ポルトガル)に入団。その後即座にレアルマドリード・カスティージャにレンタル移籍をすることになります。しかし2013年にトップチームに上がるも、レバークーゼンで活躍したカルバハルの復帰も重なり、モナコへ移籍することとなります。

するとモナコでは移籍初年度から右サイドバックボランチのレギュラークラスとして存在感を発揮。エンバぺやベルナルド・シウバ、バカヨコ等と共に2016-2017シーズンのリーグアン優勝とチャンピオンズリーグベスト4進出に大きく貢献。

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自身も移籍市場での注目選手になり、2018年リヴァプールに移籍することになります・

リヴァプールでは当初はクロップ監督の意向により約3か月間の適応期間を経て、適任者が見つからなかったアンカーとしてレギュラーに定着。初年度にはチャンピオンズリーグ優勝に大きく貢献、そして翌シーズンには怪我もあったものの30年ぶりのプレミアリーグ優勝に貢献しました。

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そして2020-2021シーズンには怪我人続出によりセンターバックでもプレーし、今や4冠を目指すチームに欠かせない存在となっています。

 

①的確なカバーリングと出足の鋭いボール奪取

ファビーニョ選手の特長は的確なカバーリングと出足の鋭いボール奪取と言えます。

特に守備の判断力に長け、中央は勿論の事サイドバックセンターバックの裏など危険なスペースを的確に埋めることが出来ます。特にサイドに釣られたセンターバックカバーリングは秀逸で、リヴァプールがハイラインで尚且つ積極的にボールにアタックできる大きな要因となっています。

また純粋な守備者としての能力も傑出しており、的確な読みからの出足の鋭いボール奪取でピンチの芽を摘み取りマイボールにしてしまいます。そして技術やプレス耐性も高く配球力も確かなので、トランジションの起点として申し分ない働きを見せています。

サイドバックセンターバックもこなせる利便性を持ちますが、全ての特長を生かせるアンカーでこそ最高に輝ける選手であると言えます。

 

②広いスペースでの守備

反面広いスペースを作られた際の守備は、彼の読みが生かせず単純なスピードや身体能力に頼らざるを得ないので余り得意とは言えません。

その為前述したセンターバックサイドバック起用ではその弱点が露呈しやすいので彼の良さが存分に出せない可能性があります。あくまで最終ラインでの起用はオプションとして考えた方が良さそうです。(モナコ時代では守備にはやや難はあるもののビルドアップ能力と攻撃性の高さが注目されていました。)

 

③層の厚さに阻まれる

ブラジル代表としては2015年に初出場しましたが、中々レギュラーには定着出来ません。理由はアンカーのポジションの層の厚さで、2015年~2019年はフェルナンジーニョマンチェスターシティ)、2019年はアルトゥール(当時バルセロナ)の台頭で大舞台に出られず、それ以降はカゼミーロ(レアルマドリード)の存在もありサブに甘んじている状況です。

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カタールW杯も恐らく選出はされるものの今までの使い方を考えればサブに甘んじることは確かで、彼のクラブでの活躍を考えると選出された年代のかみ合わせの悪さを強く感じます。

 

リヴァプールのハイライン戦術を見事に支えているファビーニョ選手。4冠を目指すリヴァプールにとってなくてはならない選手になっており、今後の活躍も注目していきたいと思います。

 

では

 

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