今回は主要欧州リーグの2022~2023シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
第15回目は「ユベントス」です。
主な加入選手
ガッティ(←フロジノーネ)
ブレーメル(←トリノ)
ディ・マリア(←パリSG)
ポグバ(←マンチェスターユナイテッド)
コスティッチ(←フランクフルト)
パレデス(←パリSG)
ミリク(←マルセイユ)
主な放出選手
キエッリーニ(→ロサンゼルスFC)
デ・リフト(→バイエルン)
ペッレグリーニ(→フランクフルト)
アルトゥール(→リヴァプール)
ザカリア(→チェルシー)
ディバラ(→ローマ)
ベルナルデスキ(→トロント)
基本フォーメーション
①積極的な選手の入れ替えを行うものの
チームのシンボルであったディバラがローマに移籍。さらに未来の主軸となるべく獲得したデ・リフトをバイエルンに放出する一方、トリノで活躍していたブレーメル、フランクフルトの崩しの切り札であったコスティッチを確保。そしてフリーでポグバ、ディ・マリア等のビッグネームを獲得する等積極的な選手の入れ替えを行うものの、スケール的にはややダウンした印象があります。
大きかったのは前述したデ・リフトとザカリアの放出。前者は伸び悩み、後者は度重なる怪我での離脱や環境の適応はあったもののクラブの将来を担う選手の放出は気になる所で、クラブの補強戦略には疑問符があります。
毎年のように選手を入れ替え、中軸となるべき選手が中々定着しない。微調整と的確な補強で圧倒的な強さを誇っていたかつての姿は見る影が無くなり、クラブに大きな転換期が訪れていることが伺えます。
②好転しない監督の采配
そんな中昨シーズン大きく期待されながらも優勝戦線に絡めないまま4位で終わり、逆襲を図ったアッレグリ監督の2年目も中々事態が好転しません。
特に監督の最も得意とされる選手の適材適所を行えていない印象が強く、離脱者が続出した守備陣こそはある程度の強度を保ててはいるものの、攻撃でビルドアップに工夫が見られず詰まることが多く、フィニッシュワークでも配置がバラバラ(特にサイド)で結局はヴラホビッチとミリクへの放り込み戦法になるなど中々整備が進んでおらず、かつて数々の最適解を導いた監督とは思えないぐらいの拙さを見せてしまっています。
ここまで早くも4分を喫する等上位陣と差を広げられ、更に昇格組のモンツァに敗北を喫し、チャンピオンズリーグでは連敗でスタートする等スロースターターとしても中々言い訳の出来ない内容、結果(昨シーズンの不甲斐なさが輪をかけています。)となっており、監督交代を求める声が日増しに大きくなっています。
③中長期的なビジョンをどこまで描けるか
ただ監督を交代しようにも後任の最有力であったデゼルビ氏はブライトンの監督に就任。そして前マドリー監督のジダン氏は只の希望論であり、契約解除金も高額なので現状でのビッグネーム招聘は難しいと思われます。その為現状ではアッレグリ監督に任せる他無く、代表期間中にいかに立て直しの案を練り実行出来るかが勝負になってきます。
かつては低迷期を味わうもののミラン、インテルの両チーム、そしてナポリは着実にチーム力を上げスクデットを争えるまでのチームに仕立て上げています。
転換期にあり覇権争いが年々困難になりつつあるユベントスも正にこの時期に差し掛かっており、クラブは我慢を強いられていると思われます。
中長期的なビジョンをどこまで描けるか。このプランによって復権が早くなるかそれとも大幅に遅れてしまうのかに直結する為、クラブの今後の判断に注目です。
では
ユベントス ウィンドブレーカー ブラック×ホワイト 【adidas|アディダス】クラブチームウェアーbl886-gr2901
|
【国内未発売】JU53208ユベントス オフィシャルグッズ ミニカー 1/43スケール(ジープ・レネゲード)【Cロナウド/サッカー/Juventus/ユヴェントス/玩具】JUV05
|