今回はユベントス移籍が決まったドゥシャン・ヴラホビッチ選手について書いていきたいと思います。
経歴
ヴラホビッチ選手は2015年に若干15歳でパルチザン(セルビア)でプロ契約、その後クラブ史上最年少でプロデビュー&史上最年少ゴールを記録し一躍有名になります。
そして2017年夏にフィオレンティーナ(イタリア)に仮契約締結。正式契約となった2018年にセリエA初出場を果たすものの最初のシーズンは無得点に終わりました。
ただ翌年はリーグ6得点とまずまずの結果を残すと、2020-21シーズン途中プランデッリ監督に先発に抜擢され瞬く間にゴールを量産。最終的には21得点を記録。
その勢いはとどまらず今シーズンも開幕からゴールを量産。得点ランキングでも首位を走る活躍を見せると周りのクラブは放ってはおかず、冬の移籍で争奪戦になります。
彼を射止めたのはかねてから噂になったユベントス。移籍金は7500万€、背番号はかつてロナウドが背負った「7」と、パッとしない戦いに終始しているチームの起爆剤として大きな活躍が期待されます。
セルビア代表では2020年にデビュー。カタールW杯予選では4ゴールを挙げセルビアの本選出場に大きく貢献を果たしています・
①多彩なゴールパターンと周りを生かす能力
ヴラホビッチ選手の特徴は「多彩なゴールパターンと周りを生かす能力」です。フィジカル、スピード、技術を高いレベルで備え、長身を生かしたクロスからのヘディングは勿論の事ボレーシュート、マイナスのクロスに合わせるもの、そして個の突破やミドルシュート等様々なフィニッシュパターンを持ち合わせています、特に左足から繰り出されるシュートは威力、精度とも抜群でレンジも十分にあります。その為フリーキッカーになることも多く、セットプレーでの得点源にもなっています。
さらに周りを生かす能力が非常に高く、ライン間でボールを貰って一気にサイドに展開し折り返しを再び貰ってフィニッシュのパターンは今や代表的な得点パターンとなっています。またその判断力も高く、フィニッシュのみに固執せずアシストも積極的に狙う等フォアザチームの意識も高いです。その姿は守備にも表れており、戦術に適した守備を献身的に行い常にチームに貢献出来る選手です。
②裏抜けの質
反面オフザボールの質にはまだまだ向上の余地があります。特に裏抜けの動きがまだまだ直線的であり、所謂「動き直し」が出来ずにオフサイドにかかる場面が度々見受けられます。
またポストプレーも収め切れない部分もあり、背中を向けてのボール扱いには課題があります。ただ背番号7の前任者はオフザボールの質、そしてポストプレーは憧れのイブラヒモビッチ選手を追っていけば追及出来、後天的に身に付けられる能力なので今後の成長に期待したいです。
③一気に最高峰へ
新天地ユベントスでは即エースになれる素質は十分秘めていると言えます。何より現時点でポジションで争うモラタ、ディバラ選手に対しては行える役割の幅、そして守備の貢献を考えると出来ることが多く、ヴラホビッチ選手を軸としてモラタ、ディバラ選手を使い分ける布陣が適切であると思われます。
またイタリア屈指の名将であるアッレグリ監督の起用法によっては更にプレーが洗練され、この移籍をきっかけに一気に世界最高峰に上り詰める可能性は十分にあります。
将来サッカー界を代表する選手の一人になりえるポテンシャルを大いに秘めたヴラホヴィッチ選手。かつて同クラブに加入し、デル・ピエロ、トレゼゲ選手などの名手を押しのけ、世界トップクラスに上り詰めた憧れのイブラヒモビッチ選手のような活躍を見せられるか注目です。
では
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