きちのうすめ雑記

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ACミラン優勝の要因~1年半の積み重ね~【サッカー】

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今回は11年ぶりにスクデットを獲得したACミランについて書いていきたいと思います。

Getty Images

リーグ 勝ち点86 26勝 8分 4敗 69得点 31失点 優勝

コッパイタリア ベスト4

チャンピオンズリーグ グループリーグ敗退

 

基本布陣

 

①1年半の積み重ね

今シーズン序盤のミランはピオリ監督の元、昨シーズンのチームをベースに強固な組織を維持していました。

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ドンナルンマ、チャルハノールという中心選手は失ったものの、前者はメニャンが予想以上にフィットしたことで完全に穴埋めされ、後者もポジション的には埋まらなかったもののジルーや等の新加入選手やトナーリ、ケシエ、イブラヒモビッチ等既存選手のパフォーマンスで見事盛り返すなど、開幕から12戦無敗を記録します。

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しかし8年ぶりに参戦したチャンピオンズリーグではグループリーグ敗退、さらに守備陣の核であったケアーがシーズンを棒に振る怪我を負ってしまい、リーグでも13節からの2連敗を皮切りにその後10試合で4敗を喫すると、ナポリインテルの後塵を喫することになります。

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それでもトモリの相棒として長足の進歩を遂げたカルル、そしてメシアスがここぞという時に決定的な仕事をすると一気に上り調子に。攻撃はややレオンへの依存が高かったものの堅守を武器に、その後の試合を無敗(11勝5分)を記録。最後まで食らいつくインテルから逃げ切り(直接対決にも勝利)11年ぶりのスクデット獲得。

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1年半の積み重ねもあり、イブラヒモビッチが言っていたようにイタリアはミランのものになりました。

 

②崩しの切り札と中盤のダイナモ、そして守護神

今シーズンのミランはチームとして成長した印象なので、際立った個を挙げるのは難しいですがやはりこの3選手の活躍は取り上げない訳にはいかないでしょう。

まずは崩しの切り札となったレオン。ピオリ監督は今シーズンから彼を前残しにしている節があり(代わりにクルニッチ、ケシエをトップ下で起用することでバランスを取っていました。)、守備のタスクから解放された彼はドリブル、シュート、チャンスメイクと大活躍。崩しの切り札、そしてカウンターの起点として抜群の存在感を放ちました。

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そしてトナーリ。昨シーズンは適応期間となり無難なプレーになりましたが、今シーズンからはべナセルの出遅れもあり開幕からフル稼働。豊富な運動量を生かしての強度の高い守備、そして広い視野を生かしたゲームメイクと完全にチームにフィット。自身の誕生日に行われたヴェローナ戦で同点&逆転ゴールを挙げる等持っている部分もあり、今やチームに無くてはならない存在になりました。

そしてメニャン。ドンナルンマの後釜として多大なプレッシャーの中で加入するもそれを意に介さない程の素晴らしいパフォーマンスを披露。攻撃の貢献も含めて彼を過去の選手にしてしまうぐらいの圧倒的なスタッツも記録し、1年でセリエAナンバーワンGKと評されています。

他にも攻守共によりレベルアップし、レオンと共に左サイドを制圧したテオ、守備陣のリーダーとして独り立ちした印象のあるトモリ、ベテランらしい貴重なゴールでイブラヒモビッチの穴を埋めたジルー等、活躍した選手を挙げると暇がありません。

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チャンピオンズリーグでの躍進

そして来シーズンはグループリーグ敗退に終わったチャンピオンズリーグでの躍進が期待されます。しかし現状の布陣では質量共に物足りなく、レオンの契約延長を最優先にジルー、イブラヒモビッチ共にフル稼働が難しくなっている前線、そして純粋なクオリティがやや足りないトップ下と右ウイング、ケシエが退団するセンターハーフの獲得は不可欠となっています。

オリギ(リヴァプール)の獲得が濃厚とされていますが、彼はウイングでも機能しあっと驚くゴールを決める等爆発力はあるもののコンスタントさには欠け(オリギガチャとも呼ばれています。)、シーズン通しての活躍は未知数です。

またリールのボットマン、レナト・サンチェスも引き続き狙っているようで、夏の移籍市場ではマルディーニSD中心に積極的な動きを見せそうです。

 

いずれにしてもかつて2000年代前半名将アンチェロッティ監督が率いて、セリエAチャンピオンズリーグでも常に優勝候補になっていた栄光を取り戻す為の一歩をついに踏みだしたACミラン。11年ぶりのスクデット本当におめでとうございます。

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では

 

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