今回は主要欧州リーグの2021~2022シーズン総括を書いていきたいと思います。
11回目は「ナポリ」です。
リーグ 勝ち点79 24勝 7分 7敗 74得点 31失点 3位
コッパイタリア 3回戦敗退
基本布陣
過去記事はコチラ↓↓
①終盤までスクデット争いに留まる
怪我人が戻ってきてこれから巻き返しを図りたかったチームですがヨーロッパリーグプレーオフではバルセロナとの対戦、さらにインテル、ラツィオ、ACミランとの直接対決が待ち受けます。バルセロナ戦では敗退しますが、セリエAではカリアリ戦も含めた4戦で1勝2分1敗と何とか踏みとどまると、インテル、ミランの不振も相まって一時期首位に浮上する等、終盤までスクデット争いに留まることとなります。
またその後の3戦も全て勝利する等、勢いに乗った感もありオシムヘンはヴェローナ、ウディネーゼ戦で2ゴールずつを挙げスクデット獲得の土台は整ったと言えました。
②痛すぎたキープレイヤーの離脱
しかしフィオレンティーナ戦で内容的にもメンタルに響く敗北を喫すると、ローマ戦では後半ロスタイムに同点弾を被弾。さらに続くエンポリ戦では2-0から3点を僅か10分足らずで立て続けに奪われ信じられない形で逆転負け。勝負所でショックの大きい敗北を喫すると、最終4節に全て勝利するももはや後の祭り。またもやスクデット獲得は夢に終わりました。
特にこの重要な時期に攻守のバランサーであったディ・ロレンツォの離脱は余りにも痛く、代わりの役割になる選手の不在を大きく感じました。
ただ3年ぶりにチャンピオンズリーグ出場権を獲得し、更に最小限の補強でスクデット争いが出来たチームを作り上げたスパレッティ監督の手腕は光る所で、近年混乱が絶えないクラブにおいて一貫性のあるチーム作りは称賛されるべきです。
③まずは主力の残留
そして来シーズンですがまずは主力の慰留が肝になりそうです。これまでチームを支えていたインシーニェの退団が決定し、更にクリバリは相変わらず移籍の噂は絶えず、ファビアン・ルイスもスペイン帰還を望んでいるとも言われています。また今シーズンブレイクしたオシムヘンにも引き抜きの噂があり主力の慰留は不可欠であるとされます。
その上でマリオ・ルイ、グラムが退団濃厚な左サイドバック、ディ・ロレンツォに次ぐ右サイドバック、そしてサイド、中央をこなせるアタッカーの確保は必要で、チャンピオンズリーグが組み込まれた厳しい日程を耐えきれる選手層の拡充がメインの強化となりそうです。
チームのシンボルが去り新たなサイクルに入るナポリ。来シーズンも楽しみな存在です。
では
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