今回は主要欧州クラブの2022-2023シーズン総括を書いていきたいと思います。
3回目は「ユベントス」です。
リーグ 勝ち点62※ 22勝 6分 10敗 56得点 33失点 7位
コッパ・イタリア ベスト4
チャンピオンズリーグ グループリーグ敗退
ヨーロッパリーグ ベスト4
※ペナルティで勝ち点10剥奪の為
基本布陣
過去記事はコチラ↓↓
①ペナルティに振り回される形に
虚偽会計や不正なキャピタルゲインのペナルティとして1月に勝ち点15の剥奪を受けたユベントスですが、チームは安定した戦いを披露。モンツァにシーズンダブルを食らう屈辱を味わうものの、その後8試合を7勝1敗の成績で乗り切り一気にジャンプアップします。
更に3連敗を喫し苦しい時期に勝ち点剥奪が撤回されチャンピオンズリーグ出場権に食い込む等追い風が吹いていきます。
それでもコッパイタリアではインテルに敗北、そして優勝候補と言われていたヨーロッパリーグでも「マイスター」セビージャに延長の末敗退を喫する等タイトル獲得の芽が無くなると、最終盤であった5月24日に裁判の最新審理を受け、再び勝ち点10のペナルティを課される事に。
勝ち点的には3位であったものの最終的には7位まで順位を落としシーズンを終える事となり、身から出た錆とはいえペナルティに振り回される形になりました。
②名采配はもはや過去のものに
それでもアッレグリ監督はポジティブにシーズンを振り返っていましたが、正直シーズンでの戦いは失望以外何物でもありません。
スロースターターぶりは相変わらずだったもののその代償は高く、チャンピオンズリーグではグループリーグ敗退、そしてリーグでもナポリに早々に大差を付けられました。
さらに期待の新戦力はポグバが全く戦力として期待出来ず、ディ・マリアは怪我により活躍は散発的に留まり、ミリクも怪我で尻つぼみに終わりました。
ウイングバック起用で本領を発揮したコスティッチ、不安定な守備陣を支えたブレーメル、バックアップ以上の活躍を見せたガッティやファジョーリの活躍はあったものの期待されたのは前述したポグバやディ・マリアであり、柱として期待されたものの怪我や起用法に泣いたヴラホビッチを含め攻撃陣が波に乗る事はありませんでした。
アッレグリ監督も守備では一定の成果は挙げたものの攻撃面は個に頼るばかりで、単発的なカウンターとセットプレー、そしてミス待ちに終始。かつては名采配を連発したその姿は無く、もはや過去のものになってしまいました。
③守備の再編が必須に
また攻守に渡り活躍し柱となっているラビオ、絶対的エースになれる素質を持っているヴラホビッチも退団が濃厚とシーズン後もクラブは重要な決断を迫られています。
しかしそれ以上に手を加えたいのは守備陣。ボヌッチ、ルガーニは離脱が多くパフォーマンスも落ちてきており、ガッティもまだまだ信頼を勝ち取る段階。頼りになるのはブレーメルぐらいのセンターバック陣はこれまでアレックス・サンドロ、ダニーロの起用で何とか取り繕ってきたものの、本職のセンターバックの獲得は必須であると言えます。またクアドラードが退団濃厚が右サイドバックも強化ポイントであり、新シーズンは大刷新の可能性が高いと言えます。
財政上の問題が解決していない今どのような強化を図っていくか。今後ライバルチームも味わった長期の不振に陥っていかない為にも大切なシーズンとなってきそうです。
では
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