今回はユベントスのピルロ監督解任&アッレグリ監督再任について書いていきます。
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①転換期を迎えたクラブ
今シーズンいきなりのトップチーム監督へ電撃就任を果たしたピルロ監督ですが、特にマネジメント面での経験不足を露呈し、セリエAではチャンピオンズリーグ出場権ギリギリの4位、チャンピオンズリーグでは格下を評されたポルトに自滅とも言える敗北を喫し失意のシーズンとなりました。
そんな中続投が既定路線であったピルロ監督の周囲も騒がしくなり解任案もくすぶり始ました。また欧州スーパーリーグ構想を立ち上げた中心クラブとしてヨーロッパ中から総バッシングを浴びユベントスの権威は底に落ちた感はあります。
そして競技としての成績も振るわず、更にクラブとしての権威も落ち転換期を迎えたユベントスに、ある監督の再任話が持ち上がることとなります。
②驚きの再任
マッシミリアーノ・アッレグリ監督。2014年から同クラブを指揮してセリエA5連覇、コッパイタリア4回、チャンピオンズリーグ準優勝2回と圧倒的な実績を残した名将が2年ぶりに帰還することが5月28日に発表されました。幾多のビッグクラブへの就任が囁かれた中の再任は正直驚きはありました。
契約は4年で年俸は900万€となっています。
③今ある人材で最適解に導く
アッレグリ監督の特徴は「今ある人材で最適解に導く」ことです。得意としている布陣などは特になく複数のシステムを選手に合わせて使いこなすことが出来る監督です。
カリアリ時代ではコッスやマルケッティをイタリア代表に選出させるまで力を発揮させ、ACミラン時代にはフラミーニの登用やイブラヒモビッチの最大活用で、攻守のバランスが悪かったチームを瞬く間に立て直し、1年目にセリエA制覇を果たしています。因みにこの年以降ミランはスクデットを獲得していません。
そしてユベントスでは扱いが難しいとされるポグバの能力を最大限発揮させ、やや燻っていたマンジュキッチを左サイドに置きターゲットマンにする等数々の名采配を振るってきました。
結局2度決勝に進みながらも勝ち切れなかったチャンピオンズリーグの結果が響き退任することとなりましたが、その後ユベントスが2年連続でベスト16で敗戦していることからしても彼の偉大さを再認識した形となったと思います。
また語学にも長け、非常にウィットに富んだ言い回しを行い場を盛り上げます。監督休業中もTV番組で人気を博しており、会見も楽しみな監督です。コミュニケーション能力の高さも名将と言われるゆえんでしょう。
再びセリエAに舞い戻った「名将」。来シーズンが非常に楽しみです。
では
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