今回は主要欧州リーグの2022~2023シーズン、前半戦振り返りと冬の移籍情報について書いていきたいと思います。
7回目は「ユベントス」です。
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基本フォーメーション
①スロースターターにも程がある
今年もアッレグリ体制恒例とも言えるスロースターターぶりを見せましたが、今シーズンはその代償を大きく払うこととなりました。
守備において強度の弱さが目立ち攻撃のアイデアが乏しいチームは、セリエAでは勝ち切れない試合が続き開幕10試合で4勝4分2敗と躓くと、チャンピオンズリーグでは開幕から2連敗を喫し、その後も浮上の兆しを見せることなく僅か1勝でグループリーグ敗退。(得失点差で辛うじてヨーロッパリーグには残ることが出来ました。)
ポグバが長期離脱、キエーザが復帰前、怪我人も多数出ているという状況ではあったながらその負け方の酷さもありアッレグリ監督の進退問題にも発展。もはや政権は風前の灯火となっていました。
②3バック採用が転機に
しかし最後に敗北したミラン戦を最後に10節から怒涛の8連勝を記録。更にその間無失点と申し分ない結果を残し一気にジャンプアップ、2位に浮上しています。
その大きな要因は3バック(5バック)の採用。ダニーロ、アレックス・サンドロというサイドバックの選手をセンターバックの一角に沿えた3バックにクアドラード、コスティッチをウイングバックにする形が見事に嵌り堅守を披露。
特にウイングバックの二人は役割が明確になり躍動感を取り戻し、攻撃が機能し始めると、すっかり当たりが止まってしまった(現在は怪我で離脱)ヴラホビッチの代わりにミリクとケーンが代わる代わるに活躍。さらにミレッティ、ファジョーリ、スーレ等若手も台頭、さらにキエーザも本格的に復帰する等プラス要素が多い中後半戦を臨むことが出来ています。
ただプレス、そしてビルドアップも選手の質に依存している部分が大きく、スクデットを狙うにおいては攻守共々練度をより高める必要性はあると思います。
③現有戦力の引き留めが優先事項
冬の移籍市場になりますが、資金が乏しく現状クラブが混乱状態にある為そこまで大幅に動くことは出来ないと思います。
何より注力したいのは現有戦力の引き留め。退団の噂があるマッケニー、ラビオ、そしてエースのヴラホビッチにも引き抜きの噂があり予断を許さない状況にあります。
この3名に関しては戦力として十分機能しており退団となれば戦力ダウンは避けられない為、何とかスクデット獲得の為にも今冬だけでも維持していきたい所です。
クラブ自体は混乱の最中にあるものの、チームとしては安定した強さを発揮しているユベントス。冬の移籍市場を含め今後の動きに注目していきたいです。
では
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