今回はレアルマドリード所属のロドリゴ選手について書いていきたいと思います。
経歴
ロドリゴ（ロドリゴ・シウバ・デ・ゴエス）選手は2011年にサントスに入団し、2017年にトップチームデビューを果たします。するとコパ・リベルタドーレスのブラジル人選手最年少得点を記録する等大活躍。かつてクラブのレジェンドとして活躍したネイマールにプレースタイルが似ているとして、NEWネイマールと呼ばれるまでになりました。
そして2018年にレアルマドリードとバルセロナの一騎打ちの末、4500万€でレアルマドリードに移籍。2019年にトップチームデビューを果たします。その後チャンピオンズリーグ史上2番目の最年少ハットトリック記録選手となる等（最年少はクラブの大先輩であるラウールです。）、印象的な活躍を見せるものの継続性やに欠き、ベイルやアザール、アセンシオやルーカス・バスケス等強力なライバルもおり中々出場機会に恵まれずにいました。
今シーズンも継続的な出場機会には恵まれずにいたものの終盤戦に優勝を決めるゴールを決めると、チャンピオンズリーグの準々決勝のチェルシー戦では同点ゴール、準決勝のマンチェスターシティでも2ゴールを挙げ奇跡の同点劇を挙げると一躍ヒーローに。今やマドリーの切り札として貴重な存在となっています。
①技術の高さと献身性
ロドリゴ選手の特長は技術の高さと献身性です。ドリブル、トラップ、シュート等の基礎技術が非常に高く、圧倒的なマドリーの個の中でも自身の良さを出すことが出来ます。特にスピードに乗った時のドリブルはタッチが細かく相手の逆を付ける為、非常に大きな武器となっています。また両足をそん色なく使える為、両サイドで起用することができ利便性も高い選手です。
そして献身性が高く、フォアザチームに徹することが出来る選手です。マドリーは通常時かなり個の判断に頼った4-1-4-1を守備時に採用する為、サイドの献身性は非常に重要になっており、彼の強度の高い守備は大きな武器となっています。
②オフザボールに磨きをかける
そして最近では量は多かったものの質が物足りなかったオフザボールが磨かれており、ゴール量産もその影響は多分に受けています。特に相手の背中を突く動きが非常に洗練されており、憧れであるネイマールの領域に一歩近づいたとも言えます。
ただまだまだ継続性には欠けており消えている時間も長く、いかにコンスタントにフルシーズン戦えるかが今後マドリーでレギュラーを張る為に必要なことだと言えます。
③まだまだ駆け出し
ブラジル代表では各カテゴリーで選出され、2019年のアルゼンチンとの親善時代ではフル代表デビューを果たしています。しかしその後はコンスタントには呼ばれてはおらず、まだまだ駆け出しの印象が強いです。
またリシャルリソン（エバートン）、アントニー（アヤックス）、ハフィーニャ（リーズ）、エヴェルトン・リベイロ（フラメンゴ）等ライバルも非常に多い為、カタールW杯への切符は今後の活躍次第と言えるでしょう。
将来的にはヴィニシウスとマドリーと同様、代表でも両翼を担う存在になると期待されるロドリゴ選手。今後の活躍も期待しています。
では
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