今回は2021年個人的に印象に残った出来事を幾つかに分けて書いていきたいと思います。
今回は「サッカー編」です。
①躍進を確信させた試合
まずはトゥヘル監督就任後、初のダービーとなったトッテナムvsチェルシーです。
ランパード前監督から仕事を引き継ぎ、就任してから瞬く間にチームを激変させたチェルシーですが、他BIG6との戦いでどう戦えるか注目でした。
そんな中モウリーニョ監督(当時)が行ったのは中央を固めカウンターを狙うもので、中盤をマンマーク気味にしてチェルシーのビルドアップを阻害する目的であったと思われます。ただチェルシーはサイドから見事にトッテナム守備陣を崩すことになります。
個々が的確なポジショニングを取り、トッテナムが守りにくい位置(特にサイドバックを敢えて高い場所に置かない所が光りました)でボールを保持し、空いたスペースを有効活用。ポジションでの優位性を取り圧倒します。
後半のトッテナムのハイプレスもレイオフを使い上手く剥がすなどこれまでに無かった「適応力」が見られるようになり、得点こそPKに留まりましたが完勝。
その見事な戦いぶりは後のチェルシーの躍進を確信させるものでした。
②笑顔を見せる主将
次はユーロ2020の準決勝イタリアvsスペインです。
初戦のスイス戦での完成度で一躍優勝候補になったイタリアはその後オーストリア、ベルギーを撃破し、準決勝は得点力に難はあったものの若き才能が輝いていたスペイン代表とぶつかることになります。
4大会連続で対戦するなど何かと因縁があった2チームでしたがイタリアは縦にパスを急ぎ、スペインは0トップが機能せず、堅い内容で前半を終えます。
しかし後半からは怒涛の展開。カウンターからキエーザがゴールを挙げイタリアが守りを固めるもスペインもモラタのゴールで同点に追いつきます。
試合はそのままPK戦になりますが、よりにもよって外してしまったのが同点弾を挙げたモラタ。彼の「持って無さ」とイタリアの主将キエッリーニのPK戦前の笑顔のオーバーリアクション(アラバは終始戸惑っている表情をしていました)が印象に残った試合でした。
③激しい「個」のぶつかり合い
最後は2021‐2022シーズンのリヴァプールvsマンチェスターシティです。
近年の欧州サッカーを引っ張る2チーム、そしてクロップ監督とグアルディオラ監督の存在、そして舞台は観客が戻ったアンフィールド、テンションが上がらない訳がない1戦は正に「フットボールの面白さ」が凝縮された試合でした。
リヴァプールはシティのサイドを切った守備に苦労、シティはグリーリッシュの0トップが機能せずお互い我慢の時間が増えましたが、ここで輝いたのは「個」。サラーの突破からマネが決めリヴァプールが先制します。
しかしシティも後半に修正を施しフォーデンが同点ゴールを挙げますが、サラーの圧倒的な突破から勝ち越し点を奪います。しかしデ・ブライネがその直後に「理不尽な」ミドルを突き刺し再び同点にします。
結果的に2-2のドローに終わりましたが、お互いハイレベルなチーム同士で輝く「個」。その凄みを感じた試合となりました。
では
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