モウリーニョ監督vsトゥヘル監督、名将同士の戦いが注目されます。
ということで先日行われたトッテナムvsチェルシーの感想です。
両チームのスタメン
トッテナム
GK:ロリス
DF:オーリエ、アルデルヴァイデルト、ダイアー、ベン・デイビス
MF:ベルフワイン、シソコ、ホイビュア、エンドンベレ
FW:カルロス・ヴィニシウス、ソン・フンミン
チェルシー
GK:エドゥアール・メンディ
DF:アスピリクエタ、チアゴ・シウバ、リュディガー
MF:リース・ジェームズ、ジョルジーニョ、マウント、コバチッチ、マルコス・アロンソ
FW:ハドソン・オドイ、ヴェルナー
ジョルジーニョ(前24)
①トッテナムの守備に対応
トッテナムは4-2-2-2で中盤4人がマンマーク気味に(サイドハーフがチェルシーボランチ、センターハーフがマウント、オドイ)守らせ、センターバックを1枚余らせるシステムを起用していました。一方チェルシーはウイングバックにリース・ジェームズを起用しマウントをトップ下の位置に配置しました。
試合はチェルシーがボールを保持し、トッテナムがロングカウンターを狙う形で始まりましたがチェルシーはトッテナムの守備に対応したのか、右サイドを起点に攻めます。そこで輝いたのはアスピリクエタで、ソンが付ききれない位置でボールを保持しPKを導くフィードを放ちチェルシーに先制点をもたらしました。守備でもカウンターの起点を上手く潰しており前半の功労者とも言えます。
一方トッテナムはファーストプランの瓦解で後手後手に回ることが多かったです。特にウイングバックにサイドバックが引っ張られることで、ハーフスペースを悉く開けてしまいヴェルナーに突かれることも多々ありました。チアゴ・シウバの負傷というアクシデントもありましたが、そのまま前半を終えます。
②会心の勝利
後半トッテナムはハイプレスを用いて、高い位置からのボール奪取を試みました。しかしここで輝くのがチェルシーの両センターハーフで、レイオフや個人での剥がしでプレスを躱していました。また周りの選手達のポジショニングも素晴らしく、チェルシーらしからぬ連動したパスワークを見せておりトッテナムのハイプレスを無効化していました。
トッテナムもラメラ、ルーカスを投入しますが、ビルドアップが詰まってしまい、ボールをスムーズに前に運ぶことが出来なくなりタイムアップ。トッテナムは3連敗を喫し、チェルシーは会心の勝利を挙げることが出来ました。
③ライバルを一蹴
トッテナムはケインの巨大な穴が埋まりません。今回起用されたヴィニシウスも高さがありポストプレーも安定していますが、味方を生かすタッチダウンパス、スペースメイク、守備などでは大きく見劣ります。いい選手であることは間違いないですが、ケインの仕事を求められるのは酷です。今後もこの「ケインの幻影」にモウリーニョ監督は苦しまされるでしょう。
対するチェルシーはまさかここまでチームをいい意味で変えるとは思いませんでした。何より臨機応変さが非常に光ります。選手達のポジショニングの変化、ハイプレスの対処法、個々の得意な所の配置などを「リアルタイム」で行える采配は脱帽ものでした。
戦力は十分にある為、今後のチェルシーは本当に楽しみです。
まずは「ライバル」トッテナムを一蹴したトゥヘルチェルシー、今後の戦い方も注目していきたいです。
では
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