きちのうすめ雑記

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イタリアvsオーストリア~脆さが見えた1戦~【サッカー】

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もはや優勝候補筆頭とも言えるサッカーを行っているイタリア。相手は初の決勝トーナメント進出で勢いが増すオーストリアです。

 

ということで先日行われたイタリアvsオーストリアの感想です。

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Getty Images

両チームのスタメン&結果

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トランジションが多い展開

イタリアは左肩上がりの3バックでビルドアップする4-3-3、オーストリアはアンカーが下りてビルドアップする4-1-4-1を採用していました。

試合は開始直後からお互い激しいプレスを掛け合い、トランジションが多い展開になります。そんな中イタリアはスピナッツォーラの突破が光りチャンスを作り、オーストリアはグリリッチュを中心としたビルドアップで攻撃を組み立てていきます。

インモービレのポスト直撃弾もありながらも共に先制点は挙げれず前半を終えます。

 

②ベスト8に進出

後半はイタリアの運動量が落ち、アンカー脇が使えるようになったオーストリアが攻め込む展開になります。すると後半20分、右サイドからのクロスの折り返しをアルナウトビッチが押し込み均衡が崩れた、、、かと思われましたが惜しくもVARでオフサイドになります。

何とか立て直したいイタリアはロカテッリ、ペッシーナ、ベロッティ、キエーザを投入しますが、オーストリアのパスワークを寸断出来ず後半も終了。延長に入ります。

すると延長開始直後スピナッツォーラのサイドチェンジからキエーザが見事なシュートを決め先制すると、その4分後ペッシーナがこぼれ球を押し込み追加点を挙げます。

オーストリアコーナーキックからカライジッチが見事に合わせゴールを決めますが及ばず、イタリアがベスト8に進出することになりました。

 

③イタリアの脆さが見えた1戦

イタリアはグループリーグから一転相当な苦戦を強いられました。理由はアンカー脇を上手く使われたことで、ジョルジーニョは守備の対応に苦労していました。基本3センターで守る為、運動量が落ちてきた時にスムーズに戦い方を変えられるのかが課題になってきそうです。しかし途中出場で投入されたキエーザ、ペッシーナが結果を残せたのはこれからの戦いにおいて非常に大きな意味合いがありそうです。

一方オーストリアはイタリアをここまで追い詰めるとは思えなかったです。しっかりとイタリア対策を立て弱点を突いてくるサッカーは好感が持て、アラバの「自分たちを誇りに思うことができ、オーストリアのファンも僕らを誇りに思うだろう。」という言葉通り素晴らしい戦いを見せ、大会を去ることになりました。

 

イタリアの脆さが見えた1戦。ヨーロッパサッカーのレベルの高さを改めて感じさせた試合でした。

 

では
 

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