2引き分けと足踏みしながらも相手はチェルシーとリヴァプール。相変わらず強さを見せつけているシティと、怪我人続出で主力センターバック2人を失い3試合逆転負けと開幕からの勢いが無くなっているトッテナム。
優勝争いにも関わってくるであろう両チームの熱い戦いを期待しています。
ということで先日行われたプレミアリーグ14節、マンチェスターシティvsトッテナムの感想です。
ハイライトはコチラ↓↓
両チームのスタメン＆結果
前半
シティはアカンジを偽センターバックに起用した守備4-4-2の3-2-4-1、対するトッテナムは守備4-4-1-1の4-2-3-1を採用していました。
試合は共に激しいハイプレスをかけ主導権争いをしていきますが、先制パンチを食らわせたのはトッテナム。相手コーナーキックを跳ね返しブライアン・ヒルが粘りクルゼフスキかロングパスを送ると、抜け出したソンが見事にゴールを陥れ先制します。
しかし即座にシティはフリーキックからソンのオウンゴールを誘い同点に追いつき、次第にビルドアップのミスが目立つトッテナムを押し込んでいきます。
ただその後はハーランドが珍しくシュートミス、そしてドクのシュートはクロスバーに直撃する等追加点を挙げらない時間帯が続きます。それでもドクのパスからフリアン・アルバレスがハーフスペースに飛び出すと横にパス、フォーデンが落ち着いてゴールに流し込み逆転。その後も押し込む時間が続き前半を終えます。
後半
後半トッテナムはホイビュアを投入、シティのボール保持される時間は続くもヴィカーリオのセーブもあり徐々にビルドアップが機能することになります。
するとソンのパスを受けたロ・チェルソが左足を一閃。放たれたシュートはポストに当たりながらも見事にゴールに突き刺さり同点に追いつきます。
突き放したいシティはリコ・ルイスを投入し再びゲームの流れを手繰り寄せ攻勢に出ると、前線でロドリがボールを奪取、ハーランドが折り返すとグリーリッシュが上手く合わせ再び突き放します。
このまま試合終了かと思われましたが、後半45分にブレナン・ジョンソンのクロスをクルゼフスキが頭で合わせ劇的な同点ゴール。最後はグリーリッシュの決定的な場面を止められる審判の稚拙な判断で水を差される形になるもののそのまま試合終了。
トッテナムが劇的な同点弾で勝ち点1を得ることとなりました。
総評
シティは正直5，6点は取れた状況で普段起こらないであろう信じられないシュートミスやクロスバー、ポストに嫌われ勝ち点2を失うことに。特にハーランドは本当に「持っていなかった」と思います。
それでもベルナルド・シウバは神出鬼没の動きで好守において気の利いた動きを披露。相手を翻弄しました。
一方トッテナムは相手の不運もあったものの、満身創痍とも言える中期待以上のパフォーマンスを披露。特にクルゼフスキは同点弾は勿論の事守備でも高い強度を維持。「不屈」を表すチームの象徴となりました。
しかし急造の最終ラインは特に判断の部分で厳しさを露呈。この試合は何とか乗り越えたものの今後もハイラインで続けるのは狂気以外何物でもなく（それがポステコグルー監督らしいといえばらしいですが）継続性には疑問符が、、、。両センターバックが復帰するまでどこまで個々のハードワークにより食い止められるのか注目です。
監督や選手達の執念が勝ち点1をもたらした試合。今後もこの2チームの戦いぶりに注目です。
では
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