これで4大会連続ぶつかることとなった何かと因縁のあるチーム同士の対決。個人的には両司令塔の働きに注目しています。
ということで先日行われたイタリアvsスペインの感想です。
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両チームのスタメン&結果
①互いに良さを消す固い展開
イタリアはエメルソンを左サイドバックに起用した4-3-3、対するスペインはセンターバックにエリック・ガルシアを起用、モラタを外しダニ・オルモを0トップで採用した4-3-3を採用していました。
試合はブスケッツを中心としたポゼッションでボール保持を行いますが、両ウイングの飛び出しが少なく0トップが機能していませんでした。ブスケッツの存在感は際立っておりダニ・オルモの参加により中盤での機能性が高かったために残念な所です。
対するイタリアはカウンターを狙っていきますが、早く狙い過ぎて逆にスペインに守りやすい状況にさせてしまいます。しかし守備ではディ・ロレンツォのカバーリングが光るなど安定感抜群で、互いに良さを消す固い展開で前半を終えます。
②2大会ぶりの決勝進出
後半スペインは立て続けに決定機を作っていきますが決めきれずにいると、カウンターのこぼれ球からキエーザの技ありのシュートでイタリアが先制します。同点に追いつきたいスペインはモラタ、ジェラール・モレノ、ロドリを投入しますが0トップはそのままで攻撃は停滞したままでした。そしてイタリアはベラルディ、ペッシーナ、トロイを投入し逃げ切りを図ります。
しかしそれを打開したのはモラタ、ライン間でボールを受け、ダニ・オルモとのワンツーから抜け出しゴール。見事スタメン落ちの悔しさを果たし同点に追いつきます。
試合はそのまま延長へ、勢いに乗るスペインがチャンスを作り続けますが、イタリアも流石守備の国とも言える守りを見せPK戦までもつれます。
そしてPK戦、共に1人目が外す展開になりますがその後は共に決め続けることになります。しかしそこで外してしまったのは同点弾を放ったモラタ。本当に持っていない選手ですね、、、。最後はPK職人ジョルジーニョがオシャレに決めイタリアが2大会ぶりの決勝進出を果たしました。
③「負ける姿が想像出来ない」という自信
イタリアは押し込まれながらも「らしさ」を見せしたたかに勝利を収めました。印象的なのはその雰囲気の良さで、PK戦の前ではさも勝ったようなリラックスした姿を見せており「負ける姿が想像出来ない」という自信が満ち溢れていました。マンチーニ監督も采配はやや危なかった所もあったものの見事に修正し、立て直したのは大きかったと思います。
一方スペインは当初の評価から考えると本当に良く戦ったと思いますし全体的に若い選手が多いので大きな自信になったと思います。しかし機能しなかった0トップの修正が遅れていたのは気になる所で、ファーストプランを中々修正出来ないルイス・エンリケ監督の悪癖が出てしまっていたと思います。そしてモラタ、、、活躍していただけにその不運ぶりには残念としか言いようがありませんね、、、。
全試合を通して確かな強さを示しているイタリア。決勝戦も楽しみです。
では
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