今回は主要欧州リーグの2020~2021シーズン総括を書いていきたいと思います。
最終回は「チェルシー」です。
リーグ 勝ち点67 19勝 10分 9敗 58得点 36失点 4位
カップ戦 準優勝
チャンピオンズリーグ 優勝
主な布陣
①巨大戦力を使い切れずに
今シーズン開幕前にはエドゥアール・メンディ、チアゴ・シウバ、チルウェル、ヴェルナー、ツィエク、ハヴァーツと総額300億円超えの大型補強を敢行し、新シーズンに期待を持たせました。
しかしランパード監督はその巨大戦力を上手く使いきれず組織の地盤固めに苦労しました。ヴェルナー、ハヴァーツはチームに馴染み切れず精彩を欠くと、昨シーズンからの主力であったリュディガー、マルコス・アロンソが出場機会を減らすことで不満を漏らすなどマネジメントにも不備が生じ、成績不振の為ランパード監督は1月25日に解任されました。
代わりに就任したのはパリSGの首脳陣とケンカ別れのような形で解任されたトゥヘル監督でした。昨シーズンパリをチャンピオンズリーグ決勝に導いた名将の就任は気難しい性格との前評判も相まって、期待半分不安半分と評されていましたが、事態は好転することとなります。
②新指揮官の高い手腕
新指揮官のトゥヘル監督は早速3-4-3を採用し、マルコス・アロンソ、リュディガー、アスピリクエタ等今まで使われなかった選手が起用され始め、現有戦力でもハドソン・オドイがウイングバックに使われるなど選手の「適材適所」を生かそうとした起用が増えました。
更に課題であったビルドアップの型も大幅に増え、効果的に相手を崩すことが可能となりました。特にエドゥアール・メンディのボールの蹴り分けは素晴らしく、持ち前のシュートストップも冴えに冴え、ケパを正守護神に返り咲かせることはさせませんでした。またチームに適応できていなかったヴェルナー、ハヴァーツも持ち味を発揮し順位もうなぎ上りになり、最終的にリーグ戦は4位に食い込みチャンピオンズリーグ出場権に入り込みます。
更にチャンピオンズリーグではアトレティコ、ポルト、レアルマドリードに圧倒し、決勝ではマンチェスターシティを完封して優勝と、半年もたたないうちにビッグイヤー獲得と、最高の形でシーズンを終える事が出来ました。
③シティの有力な対抗馬へ
新シーズンでは改めて全てのコンペティションにおいて、シティの有力な対抗馬になり得るでしょう。新シーズンに向けて最も強化ポイントは二桁得点者がいなかった前線で、ハーランド(ドルトムント)、ケイン(トッテナム)が噂に上がっていますが実現性は極めて難しく、他候補もしっかり見定める必要性はありそうです。
ジルー、エイブラハムの移籍も囁かれている為急務であると言えます。
また他ポジションは戦力が充実しており補強ポイントは見当たらず、「ストライカー探し」が今夏の課題となりそうです。
新シーズンは本当の「トゥヘルチェルシー」が見れそうで今からとても楽しみです。
では
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