今回はハンジ・フリック監督のドイツ代表次期監督就任について書いていきたいと思います。
①途中就任から3冠王者へ
以前からありましたが前バイエルン監督のハンジ・フリック氏の次期ドイツ代表監督就任が決定しました。
ハンジ・フリック監督と言えば19-20シーズンのバイエルンでの「3冠」が記憶にあります。成績不振で解任されたロベルト・コバチ監督の後を継いで任された「暫定監督」は、5レーンを上手く使ったトランジションとポジショニングを重視した攻撃サッカーでブンデスリーガだけでなく欧州をも席巻し、チャンピオンズリーグでは何と全勝で優勝する等、歴史に残るような強さのチームを作り上げました。
翌シーズンは主力のコンディション不良もあり前半はやや苦しみましたが、圧倒的な攻撃力は健在で、ブンデスリーガでは9連覇を達成。チャンピオンズリーグでもレバンドフスキやニャブリ不在の緊急時でも攻撃力を落とさない見事な采配で、敗れはしたものの素晴らしいサッカーを見せました。
しかしサリハミジッチSDとの確執や、アラバやボアテング等に対する扱いでクラブと対立。シーズン終了前に退任の意向を表明しました。
②再び代表に
その後レーヴ監督がユーロ2020後にドイツ代表監督を退任することを発表し、当時RBライプツィヒのナーゲルスマン監督と共に有力な後任候補になります。
そしてナーゲルスマン監督のバイエルン就任が決まると、満を持してドイツ代表監督就任を発表。2006年から2014年までアシスタントコーチを務めていたドイツ代表に再び舞い戻ることとなりました。
③「セレクター」として
ハンジ・フリック監督は代表でも重要な役割を担っており、2014年のW杯制覇の立役者の一人と言われています。また代表選手の多いバイエルンに所属していたこともあり、今の状況もある程度把握してマネジメントを行うのは比較的スムーズに行われそうです。
戦術面も短期間でバイエルンを立て直したこともあり問題は無いと思われます。
しかし気になるのは代表監督とクラブ監督の大きな違いである「セレクター」としての能力で、各クラブとの兼ね合いや政治力が試されます。そういう点では未知数で不安要素ではあります。
ただ2022年のカタールW杯、自国開催のユーロ2024ではアグレッシブで攻撃的なドイツ代表を引き続き見ることが出来そうで楽しみです。
では
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