今回はバイエルン所属のロベルト・レバンドフスキ選手について書いていきたいと思います。2020年のFIFA最優秀選手に選ばれた世界屈指のセンターフォワードです。
経歴
レバンドフスキ選手はポーランドのズニチュ・プルシュクフで3部ながら得点王、2部でもゴールを量産し1部昇格に貢献します。
その後レフ・ポズナンに移籍、リーグ優勝、得点王に輝き一躍注目を浴びる存在となります。
そして2010年にドイツのドルトムントに移籍。当初はエースであるバリオスの陰に隠れていましたが、トップ下をもこなす起用さを見せるなど、8ゴールを挙げる活躍をしブンデスリーガ優勝に貢献。翌年はバリオスが怪我がちであったこともありレギュラーに定着、22ゴールを挙げてブンデスリーガ連覇に貢献しました。その後も中心選手としてクロップ監督の「ゲーゲンプレス」の先鋒として活躍します。ハイライトは2012-13シーズンのチャンピオンズリーグのレアルマドリード戦で、レバンドフスキ選手はヨーロッパ最高クラスのチーム相手に4ゴールを挙げる離れ業を達成します。
そして2014年現所属のフリーでバイエルン・ミュンヘンへ移籍。ブンデスリーガ6回、DFBカップ3回、チャンピオンズリーグ1回の立役者として活躍。自身も得点王5回、リーグ最優秀選手2回を獲得するなど飛躍し、今年の3冠(リーグ、カップ、CL)の立役者としてFIFA最優秀選手に選ばれることになりました。
①冷徹なゴールハンター
レバンドフスキ選手は「冷徹なゴールハンター」であると思います。パワー、スピード、テクニック全てを兼ね備えている完成度の高いフォワードで、コンビネーションで崩したりスペースに飛び込んだり遠くからミドルシュートを狙ったり非常にフィニッシュパターンが多いです。
特に空いたスペースに一瞬で入り込む動き(ゴールへの嗅覚とよく言われます)は秀逸で、常にゴールの予感がする選手です。また恐ろしい程冷静にゴールを決めてしまうので相手選手はたまったものではないでしょう。
②効率の良い献身性
また献身性も持ち合わせており守備も十分にこなしてくれます。特に連動した守備は得意とも言える程の練度の高さを見せ、ミュラーと共に守備面でも多大な貢献を果たしてくれます。
また視野も非常に広く、ストライカーなら打ちそうな場面でも躊躇なく空いてる味方にパスを渡すクレバーさも持ち合わせています。ただの頑張り屋ではなく「効率の良い献身性」を持っている選手であると言えます。
③勝利の為にぶつかり合いも厭わず
しかし歯に衣着せない言動や行動が多く、度々トラブルになることもあります。以前ではバイエルンの補強戦略に苦言を呈したり、チームメイトと殴り合いの喧嘩を起こしたりしています。
ただその理由が実に理にかなっており、納得せざるを得ません。補強に関しても自身の負担軽減の為、自分と同様レベルのフォワード獲得の進言をするなど責任感と自信が溢れる意見をはっきり言っていました。
勝利の為にぶつかり合いも厭わない思考がそうさせていると思いますが、場合にとっては混乱を巻き起こす厄介な存在になり、今後はピッチ外で失敗する場面が増えるかも知れません。入ったクラブが組織が強固で彼の性格をよく知っているバイエルンだからこそだとも言えますが、、、。
SNS等で家族やチームメイトをすごく大事にしていることがわかり、ピッチ内外で全く違う姿を見せるレバンドフスキ選手。その全く違う二面性が彼を最高の選手にしているのかもしれませんね。
では
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