パリのマルキーニョス離脱、バイエルンはレバンドフスキ不在がありますが、2戦を通じて感じたのはチュポ・モティングの良い人そう感です。
ということで先日行われたCL準々決勝2ndレグ、パリSGvsバイエルンの感想です。
1stレグはコチラ↓↓
両チームのスタメン＆結果
①1点を返す
ホームのパリは1stレグと同様、ネイマールがキミッヒを抑えながらの4-4-1-1からのカウンターで、2点が欲しいバイエルンはアラバをボランチに起用した4-2-3-1を採用していました。
試合は1stレグと同様バイエルンがボールを持つ展開になり、左肩上がりの3バックでビルドアップを試みていました。一方パリは1stレグに続きネイマールが絶好調、積極果敢なドリブルでチャンスを次々と作り出し一進一退の攻防が行われます。
ただネイマールのシュートはバーやポストを叩き、先制点を取るには至りません。対するバイエルンはカウンター対策でサイドバックが難しい判断を強いられゲイエの回収が目立った守備に苦しめられますが、ミュラーのパスから放ったアラバのシュートのこぼれ球をチュポ・モティングが押し込み1点を返し前半を終えます。
②昨シーズンのリベンジを果たす
後半も引き続きバイエルンが攻める展開になりますが、ややビルドアップ面で3バックを作らない所が多く停滞する場面が見られます。
しかしパリがディアロが負傷でバッカーに交代するとサネが息を吹き返し、サイドを制圧すると、攻守のバランス取りに苦しんでいたデイビスをムシアラに交代させアラバを左サイドバックに移します。これによりバイエルンは攻撃陣がより活性化、更に空中戦に無類の強さを見せるハビ・マルティネスを投入し1点を取りに行きます。
ただパリも最後まで決定機を作らせずボールをはじき返し続けると、そのままタイムアップ。パリが昨シーズンのリベンジを果たす形となりました。
③不在選手の穴をしっかり埋める
パリはマルキーニョス不在の中、1失点はしたものの集中を切らすことなくしっかりと守ることが出来ました。特にゲイエの危機管理力の高さは素晴らしく、バイエルンにとっては非常に厄介な存在であったと思います。
またネイマール、エンバぺの二人はやはりレベルが違う個人技を見せつけていました。
対するバイエルンはレバンドフスキ不在をチュポ・モティングが見事にゴールで応え、ニャブリの穴もサネが十分にやっていたと思います。またハビ・マルティネス投入も実に理にかなっておりフリック監督は出来る手は全て打っていたと思います。
両チーム共に不在選手の穴をしっかり埋めて戦っており、非常に緊張感と集中力の高い見ごたえのある試合となりました。
見事昨年王者を破ったパリ。勢いそのままに準決勝も勝利出来るか、注目です。
では
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