リーグ2連覇、チャンピオンズリーグ、ドイツ杯、フリック監督は偉大な「置き土産」をしてくれました。
という事で今回は見事リーグ9連覇を果たしたバイエルン・ミュンヘンについて書いていきたいと思います。
①爆発的な攻撃力
前シーズン3冠を果たした「偉大なチーム」からチアゴ、コウチーニョ、ペリシッチが抜けサネ、ドグラス・コスタ、シュポ・モティング等を迎えた今シーズン、懸念された問題が噴出しました。
まず主力のコンディション問題で、相次ぐ怪我人に悩まされます。特に守備陣は深刻な状態に陥り不安定さを露呈、失点を積み重ねることになります。
しかしその不安定さをカバーしたのは爆発的な攻撃力を誇った攻撃陣。特にレバンドフスキ選手は記録的なゴールラッシュで得点を積み重ねチームを牽引します。
ただ合わせて中心選手の「契約問題」という更なる問題が噴出。特にアラバは契約の更新が見られず今冬に交渉は決裂、退団が決まりました。
②戦力に厚みをもたらせず
また今夏加入した選手が適応に苦しみ戦力に厚みをもたらせることが出来ませんでした。
長年の交渉の末獲得したサネは怪我の出遅れも加えチームにフィットしきれず、失望を残すと、ロカ、サールはそもそもバイエルンでプレー出来るレベルではありませんでした。唯一シュポ・モティングがチャンピオンズリーグやリーガの大事な試合での要所要所の活躍で額面通りの活躍(ロッカールームでの振る舞いも素晴らしいとのことです。)を見せるも、昨年抜けたチアゴ、コウチーニョ、ペリシッチの穴埋めが出来ず、特にニャブリ離脱時に選手層の薄さを見せてしましました。
しかし強力な攻撃陣で相手を圧倒するサッカーでリーガでは勝ち点を積み重ねています。特にミュラーは全盛期かと感じさせるパフォーマンスを披露、そしてレバンドフスキはゲルト・ミュラー氏が持つリーグシーズン最多得点(40)を更新するかのような爆発力を見せています。そしてフリック監督のマネジメントや戦術も冴え、離脱者の穴を最小限に抑えました。
最終的には追いすがるライプツィヒを直接対決で破り(1-0)突き放すことに成功すると、そのまま2節を残し優勝を決めることが出来ました。
③帝国は続く
今シーズン9連覇を果たしたバイエルンですが、チーム強化を緩めることなく続けています。アラバに続いてボアテング、ハビ・マルティネスの退団が濃厚になりますが、代わりにウパメカノ(ライプツィヒ)を獲得。
上記の契約問題で上層部と対立したフリック監督(ドイツ代表監督就任が濃厚とのことです)の後釜にナーゲルスマン監督(ライプツィヒ)を監督としては異例の2500万€で獲得と相手チームの弱体化&チームの強化に余念がないです。
また
ハキミ(インテル)
カマヴィンガ(レンヌ)
等の獲得が噂され、来シーズン以降も「バイエルン帝国」は続いていくでしょう。
来シーズンも「3冠」を現実的な目標として定めるバイエルン。新監督の元、どのような強化をするのか楽しみです。
では
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