今回は2024年阪神タイガーズの石井大智投手について書いていきたいと思います。
今シーズンの成績
56試合 4勝1敗30H1S 防御率1.48 WHIP0.99 48.2回 58三振 14四死球
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①開幕1軍に選ばれるも
昨シーズン序盤戦は素晴らしかったものの、腰痛に悩まされ復帰後も不安定な投球に終始。結果防御率は1点台前半を記録するものの、ランナーを出して降板→火消しして貰うパターンが目立ち、最後まで序盤戦の圧巻の投球を披露出来なかった石井投手ですが、今シーズンも中継ぎ陣の柱として期待されるもオープン戦で打ち込まれ不安が残る出来に。
その不安は的中してしまい開幕1軍に選ばれるも、開幕2戦目の巨人戦で2安打2失点を喫し翌日にベンチからも外され登録を抹消される事となりました。
②見事な立て直しを見せ、フル回転したシーズンに
その後調整期間を経て5月4日に再び1軍登録を果たすと、広島戦では3奪三振を記録して復調をアピール。するとその後も力強いストレートと決め球のフォーク、シンカーが冴えわたり、5月は圧巻の投球を披露。桐敷投手と共に中継ぎ陣に欠かせない選手になっていきます。
そして心配だった後半戦の失速も、8月は疲れを見せ制球に苦しみ厳しい時期を過ごすも、9月からは再び圧巻の投球を披露し見事な立て直しを見せ、チームの追い上げに貢献。最後まで前述した桐敷投手や岩崎、ゲラ投手と共に勝利の方程式の一角を担い、キャリアハイの56試合出場30Hを記録。最終戦となったDeNA戦ではプロ初セーブを記録する等、充実したシーズンとなりました。
③絶対的なセットアッパーとして
今シーズンの石井投手の躍進は奪三振能力の向上によるものだと思っています。昨シーズンまではストレートとフォーク、シンカー主体の投球でしたが、今シーズンからはスライダーの割合が劇的に増え、多彩な攻め方を実現しました。
それにより奪三振率が9を軽く超え、仮にピンチになっても三振で切り抜ける選択肢を取ることが出来ることに。またそれにより四球を怖がらない投球が出来たのも大きなことだったと思います。
来シーズンは勿論セットアッパーとして起用が予想され、絶対的な存在として君臨してくれることを期待しています。
開幕前後の不調から見事リカバリーし、セットアッパーとして素晴らしい働きを見せてくれた石井投手。来シーズンの活躍も楽しみです。
では
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